「そのひと」
柿坪 満実子 個展

2024.9.28(Sat)ー10.14(Mon)12:00-19:00
open everyday
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3 1F・2F


展示ステートメント

紐状にした粘土を積み、ヘラで隙間を縫い粘土を押し込んで、内側と外側から押
さえながら均等な厚みで輪郭を作っていく。
(人を作っているというより、子供の頃の砂遊びで壁を作っているような)
初めから内側には空間があって、時間の経過と共に粘土の壁は人の形になって
いった。
見えない空気を粘土で包んでいくような感覚があった。

人の形をしたテラコッタの内側には人の形をした空気があって
触れることも見ることもできないけれど、確かにそこにあるのだと思う。
--
I piled up strings of clay, sewed gaps with a spatula, and pushed clay into the gaps,
pressing down from the inside and outside to create contours of even thickness.
Rather than making a person, I felt like I was building a wall when I played in the
sand as a child.
There was space inside from the beginning, and over time the clay wall took on
the shape of a person.
I felt like I was wrapping invisible air with clay.

There's a human-shaped air inside the human-shaped terra cotta.
I cannot touch it or see it, but it is there.

略歴
1993 年 東京都生まれ
2023 年 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻 修了
展示歴
2019 年 「WALLAby / ワラビー」 (GINZA ATRIUM GINZA SIX 銀座蔦屋

書店/東京)

2021 年 「DOLLMAGE」 (TIERS GALLERY by Arakawagrip/東京)
個展「nobody」 (galerieH/東京)
個展「sign」 (galleryBLUE3143/東京)
第 24 回グラフィック「1_WALL 展」(Guardian Garden/東京)

2022 年 「UNLOGICAL 03」(MONO.LOGUES/東京)
「ANB OPEN STUDIO vol.2」 (ANB tokyo/東京)
「風の目たち/The eyes of the wind Vol.1」 (16 Pavle ingorokvaSt/
トビリシ)

個展「面影を置く」(galleryBLUE3143/東京)

「コミテコルベールアワード 2022-The beauty of imperfection」
(東京藝術大学 大学美術館/東京)
「緒」 (OGUMAG/東京)
「Platform 29.8」(ANB tokyo/東京)
2023 年 「今や光にすかしても」 (roll/東京)
「東京藝術大学修了作品展」(東京藝術大学 彫刻棟)
個展「ただ思い出したいだけ」(galleryBLUE3143/東京)
「バグスクール:うごかしてみる!」(アートセンターBUG/東京)
2024 年 個展「それは、あなただった」(TAKU SOMETANI GALLERY/東京)

受賞
2019 年 「東京藝術大学久米桂一郎賞」
2021 年 第 24 回グラフィック「1_WALL」 ファイナリスト
2022 年 「コミテコルベールアワード 2022」 グランプリ
掲載
2023 年 文芸誌『MONKEY vol30』

スティーブン・ミルハウザー「影劇場」扉ビジュアル

The Half-Fishman's Table
YAGI Eri Solo Exhibition


2024.9.13(Fri)ー9.22(Sun)13:00-20:00
at Gallery Blue 3143
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3 


展示ステートメント

近年、私は自己の記憶を駒のように象徴化し、架空のテーブル(タブル/盤)の上に配置して、それをさまざまなアングルから捉るようなイメージに固執している。なぜなら、記憶どうしの意外な繋がりを発見すると、まるでシナプスがスパークしているような快感を得られるからである。そう言った理由から、ここ1年ほどは「テーブル」について考えている。そしてこのテーブルについての思索は、「キーボードクラッシャー(2005)」というインターネットで有名な動画を見返したことがきっかけで、なぜか「半魚人がイライラしてテーブルを叩いている」イメージへと飛躍してしまう。この飛躍は、私がこれまで蓄積してきたイメージや知識の戯れによって引き起こされたものであるが、それは偶然起きたのではない。幾重にも展開されたアナロジー(類推)や連想ゲームによるものである。だが自分でも「半魚人がイライラしてテーブルを叩いている」イメージが生まれた理由を明確に説明することができない。なぜ半魚人はイライラしているのか、そもそもなぜテーブルを叩く者は手のひらに水かきがなければならないのか。なぜ怒れる者はテーブル=台を叩くのか。叩くことよって引き起こされる振動は何をもたらすのか。この展覧会では、そのようなことを考えるための絵が展示されている。

作家略歴

1994 沖縄県宮古島市生まれ 
2017 私立武蔵野美術大学 造形学部 油画科 卒業
2018 東京藝術大学大学院 油画技法・材料 修士課程 修了
2023 東京藝術大学大学院美術研究科 博士後期課程美術専攻(研究領域油画) 修了 

【主な展示】

 個展:
”TABLE MANNER LIFE, SAVE, AH~ #8” (Ritsuki Fujisaki Gallery,2023)
”LIFE, SAVE, AH~ #6” (Token Art Center, 2022)
”I AM A GOOD GIRL” (ArtCenter Ongoing, 2019)
”LIFE, SAVE, AH~#1” (四谷未確認スタジオ, 2018)

グループ展:
“平面世界のレトリック” (NEWoMan YOKOHAMA, 2023)
“Watercolours, Chapter III – Curated by Weiss Falk –“ (XYZ collective, 2023)
“P.O.N.D 2021” (渋谷PARCO,2021)

常設展示
Starbucks京都BAL店 (2019〜)
ホテルanteroom那覇 (2020~)

Madoka Ishikawa Solo Exhibition


2024.9.13(Fri)ー9.22(Sun)12:00-19:00
at Gallery Blue 3143
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3 2F


展示ステートメント 
気になったものや普段の風景を漆を用いて制作しています。
漆ならではの色味や貝や金属など自然の素材の魅力が伝わると嬉しいです。

作家略歴
1995年 神奈川県生まれ
2020年 東京藝術大学美術学部工芸科 卒業
2022年 東京藝術大学大学院美術研究科工芸専攻 漆芸研究分野 修了
2022年 個展 cafe&gallery GESSO
2022年 第7回星乃珈琲店絵画コンテスト 優秀賞(佐藤俊介推薦)受賞
2023年 神戸アートマルシェ


between the lines
王 木易 個展


2024.8.24(Sat)ー9.1(Sun)13:00-19:00
at Gallery Blue 3143
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3



Between the lines
 
字と絵の違いは何か。記号であること、表象であること、読むもの、見るもの―――自明な点の他に、それは母国と異国の関係とも似ていると思う。ここではないどこかでは、聞いたことのない言語が話され、見たことのない文字を人々が書いている。それは美しい線の重なりであり、リズミカルに流れる音の連続であり、純粋な混沌でもある。それを「理解した」時、眼球の動きは見ることから読むことへと変わる。
目ふたつ、耳ふたつ、鼻ふたつ、口ひとつ、7つの穴を空けられた渾沌は死んでしまう。
書くでも描くでもない、彫るという行為は、混沌を混沌のまま表現しうる方法だと考えている。つまり、そこには空けられた穴と、その穴であったものが同時に存在しうる。一本引いた線は、左右2回、刀でなぞられなければ線にならない。またなぞられた切り傷を基準として、線以外の部分は彫り捨てられなければならない。残された線、彫り捨てられた余白。ここに展示された作品の原版は、私が書いたもの、描いたもの、歴史的な古筆や写真のスキャン、友人に書いてもらった幼いころの思い出話など、多種多様な内容と言語が混然一体となっている。かつて「製版」される価値のある物語は多くなかった。しかし私にとって製版とはどの線を彫るか、混沌のどこに穴を空けるかというような選択の場である。彫られたもの、彫られなかったもの、そのどちらもが、一つの線、一つの混沌の構成物である。
 
王木易/WANG Muyi
 
1989年 中国江蘇省生まれ。
2013年 東京藝術大学美術学部油画専攻卒業
2016年 東京藝術大学大学院美術研究科版画専攻修士課程修了
2020年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻版画領域博士課程修了
 
2014年 個展「Under my feet」(B gallery、東京)
2016年 Micromodern Memories(サリバンギャラリー、シカゴ)
2017年 芸術的紐帯・寧波ー日中現代芸術家交流展(寧波美術館、寧波)
個展「王木易展」(根津Curry Lucky、東京)
2019年 大学芸術博覧会(上海芸術センター、上海)
2019年 Contemporary Printmakers and Mid Century Modern Architects(Ink Shop Gallery、ニューヨーク)
2019年 「AIR MAIL」Small works by ten artist Curated by Rechard Gorman(柳沢画廊、東京)
2019年 第23回 上海芸術博覧会―上海芸博会青年推薦展―(上海世貿商城、上海)
2019年 Publish or Perish!(Museum Jyväskulä、フィンランド)
2020年 目を閉じて、見る―Cierro los ojos―(B gallery、東京)
2021年 共生する力2021年 国際水性木版画招待展(南京芸術学院閎約美術館、南京)
2022年 越前和紙×京都芸大 共同研究展(紙の文化博物館、福井)
2024年 春如許(正好美術館、上海)



I think vol. 2.5
福井敬貴 個展


2024.7.26(Fri)ー8.4(Sun)13:00-20:00
at Gallery Blue 3143
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3



I think  vol. 2.5

 系統樹をモチーフとした枝の周りに多様性を象徴する標本群を配置する「 I think 」シリーズ、昆虫の生体時の姿を再現した 「立体展足標本」を多数展示販売。著書や造形・監修を行ったフィギュア等の販売も行います。

作家略歴

1994年福島県出身。2016年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。2019年同大学院修士課程彫刻専攻修了。幼い頃からちいさな生き物に興味を持って育つ。
主に昆虫標本を用いた作品や甲虫をモチーフとした立体作品を制作する他、標本の制作依頼や展示会、書籍等への協力、3DCGモデルの造形・原型監修など分野を横断した活動を行っている。
主な活動実績として21_21 DESIGN SIGHT「虫展 -デザインのお手本-」にて企画協力、資料提供、WS実施の他、会場内すべての昆虫標本を担当。『 BRUTUS No. 952 珍奇昆虫Bizarre Insects Handbook 』、『 BRUTUS No. 1012 珍奇昆虫Bizarre Insects Handbook 2 』(マガジンハウス) 、にて企画協力等。

著書(共著)として
『 とんでもない甲虫 』(2019, 幻冬舎)
『世界で一番美しい甲虫図鑑』(2023, 誠文堂新光社)

X (Twitter) : @fukuinsect



「何がために愛を語る」
NANA SOEDA solo exhibition


2024.7.13(Sat)ー7.21(Sun)12:00-19:00
at Gallery Blue 3143
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3



ステートメント
Gallery Blue3143にて、添田奈那による個展「何がために愛を語る」を開催します。添田はこれまで東アジアの街に散見される看板や商店街のマスコットから影響を受け、作品を制作してきました。本展では、カルチャーや流行から外れたマスコットたちの姿を大量のスケッチを元に再形成し昇華した作品を中心に展示します。多くの人に「個」として認識されることのないそれらのマスコットたちへ、権威の従属を強いられる社会に取りこぼされた人々を重ねて意思表明を行います。

プロフィール
添田奈那/NANA SOEDA
ロンドンと日本でアートを学ぶ。アジアで売られるおもちゃや看板、ガラクタから影響を受け、「チープ」らしさを愛おしく感じるかたわら、社会にまつわる理不尽な事柄に憤りや悲しみを感じ、それらをテーマに作品を制作している。

IG:@wei_wawa
https://www.nanasoeda.com/



トリップ・BEST
金子葵 個展   
Supported by ALPHA ET OMEGA

2024.6.21 FRI  - 6.30 SUN
12:00 - 19:00 open everyday 

Gallery Blue 3143

〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3-1

 

今回の展示は旅行や日々のちょっとした外出など、ここ最近出会ったベストシチュエーションを記録した備忘録です。 ベストシュチュエーションから着想を得たイメージを作品に変換して様々な技法や質感の絵画を制作しています。 


 金子葵 

2003年生まれ

2021 東京藝術大学入学 

 美術学部絵画科油画専攻4年  


主な展示 

2022「BLISSFUL ABODE(haco)」, Tokyo 

2022 「point de depart(文房堂ギャラリー)」,Tokyo 2023 『GINZA COLLECTOR`S CLUB』銀座蔦屋 Tokyo 2023 『個展 Circus (穏田ギャラリー,ALPHA ET OMEGA) 』Tokyo 

2023 「個展 魔法クラブ(ボヘミアンズギルド)」Tokyo 

 2024「ART FAIR TOKYO(東京国際フォーラム)Tokyo


KOUZUKA TO SAKUMOTSU

2024.6.11 TUE  - 6.18 TUE
12:00 - 19:00 open everyday 

Gallery Blue 3143

〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3-1.2F

 

好事家(こうずか)という言葉は、「変わったものを好む人」「風流を好む人」のことを指し、本展においては作者と鑑賞者両方の立場を意味している。我々はこの1つの単語の中で2つの立場が溶け合っていると考え、「作物」も同様に、本展ではいくつかの意味や解釈を含ませてる上に、フリガナも振っていない。「さくもつ」は勿論だが、「オブジェ」や「くうかん(空間)」、「まあい(間合い)」などという解釈も行なっている。
作品だけを指した言葉ではなく作者と鑑賞者の間合い、人と作品の距離感、作品と空間の関係などを含め、制作中に無意識で行う「手元とそれ以外の行き来」に結びついていく。

早野と門倉の両者は、いずれも制作中に「その場には実在しない像」を投影しながら手で土に触れ続け、自身が「と」になることで主体から離れたモノとモノの関係性を訪れた人々に想起させる。

【概要】
◼門倉主樹 
◼早野樹 
◼2024,06/11(Tue) - 06/18(Tue)
◼13:00-20:00
◼opening reception
06/11(Tue), 17:00-20:00
◼Gallery Blue 3143
東京都港区南青山3-14-3

Graphic  / Caption design
kenji noda 

DAY

2024.5.31 FRI  - 6.9 SUN
12:00 - 19:00 open everyday 

Gallery Blue 3143

〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3-2F

 

【展示タイトル】 

DAY 

 

【展示ステートメント】 

2023年2月から倉田と長谷川、長谷川の弟と3人で暮らし、アトリエもシェアしはじめることになりました。3人は三重県出身で倉田と長谷川は高校の同級生です。弟も高校が同じで、その後大学も3人とも同じところに進み現在に至ります。 

 

倉田と長谷川は今日食べたパンの話や、パートナーとのこと、電子レンジの不調、政治について、亀が散歩で部屋のどこにいたかや実家の犬の話、駅前にできるエキア、展示で見た絵、弟と2人で焼肉に行ったことなどを、共有したりしなかったりしています。 

 

そんな1年数ヶ月の暮らしをどこかにとどめたく今回の展示を発表します。 

 

 

Since February 2023, Kurata, Hasegawa, and Hasegawa's younger brother have been living together and sharing an atelier. The three of them are from Mie Prefecture, with Kurata and Hasegawa being high school classmates. The younger brother also attended the same high school, and later, all three went to the same university, leading up to the present. 

 

Kurata and Hasegawa often share stories about the bread they ate today, their partners, the malfunctioning microwave, politics, where the turtle was during its walk around the room, stories about their family dogs, the new mall being built near the station, paintings they saw at exhibitions, and the time the younger brother and Kurata went for yakiniku, among other things. 

 

Wanting to preserve the memories of this year and a few months of living together, they decided to present this exhibition. 

 

 

【作家略歴】 

 

倉田 紗希/ Saki Kurata 

 

1993 三重県生まれ 

2017 東京芸術大学 美術学部 彫刻科 卒業 

 

グループ展 

2016 「木のシンギュラリティ」旧平櫛田中邸/東京 

2022 「Memento Mori〜死を想え、今を生きよ〜」藝大アートプラザ/東京 

 

受賞 

2021 「FACE2022」入選 

 

ーーーーーー 

 

長谷川博子/Hiroko Hasegawa 

 

1993 三重県生まれ 

2018 東京芸術大学 美術学部 工芸科 卒業 

2021 東京芸術大学大学院 美術研究科 工芸専攻 染織分野 修了 

 

個展 

2023「Hiroko Hasegawa exhibition」Gallery Blue 3143/東京 

 

グループ展 

2015 「日々のエトセトラ」ギャラリー汐花/東京 

2017「MEI-TEN」池袋パルコミュージアム/東京 

2018「KIRE-KIRE-TEN」池袋パルコミュージアム/東京 

2018 「つながる糸ひろがる布」京都市立芸術大学ギャラリー@KCUA/京都 

2019 「ショートバカンス」いりや画廊/東京 

2024 「透明な部屋 : つかみ取れない遠い今」MJK Gallery 

 

POP UP 

2022 「Spiral Xmas Market 2022」スパイラルガーデン/東京 

JEWELSCAPE RISA Exh.

2024.5.31 FRI  - 6.9 SUN
12:00 - 19:00 open everyday 

Gallery Blue 3143

〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3-1F






レンズの向こうに広がるのは 
     架空の世界の中に迷いこんだかのような
         とても不思議な景色だった ___
 
 
 The view beyond the lens was a
 mysterious landscape as if stepping into a fictional story .













・作家略歴


RISA
大阪府出身 千葉県船橋市 在住
2022 東京藝術大学美術学部デザイン科 卒業
2024 O+展(新生堂)
 東京藝術大学大学院修士課程デザイン専攻 在学




制作では現実と非現実が同時に混在するかのような 幻想空間をコンセプトとし"懐かしさとともに未来への憧憬"を表現する。現象やモチーフのもつ美しさ、瞬間の神秘さを元にランドスケープを再構築している。主にCGや実際に撮影した写真、素材などを用いてイメージを表現するために様々な手法をとる。

静物の場所 STILL LIFE -There’s a place. 
shape   level   vertical   gravity   tension   structure

2024.5.17 FRI  - 5.26 SUN
12:00 - 19:00 open everyday 

Gallery Blue 3143

〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3-1F

静物の場所
STILL LIFE   -There’s a place.   
shape   level   vertical   gravity   tension   structure

ステイトメント
光と影。色とカタチ。水平と垂直。緊張と構造
目に見えるモノ。目に見えないチカラ
自然律[自然世界の静謐な決まりゴト]のカ・イ・カ・ン

恐れずに言うなら絵画でもなく彫刻でもない
「そこにある静物」を作りたいと思っている

作家略歴
小略歴
主な個展 〜2010年以降
2010 ギャラリーメスタージャ
2011 Azabujuban Gallery
2012 アートコンプレックスセンター
2014 アートコンプレックスセンター
2015 Azabujuban Gallery
2016 Azabujuban Gallery
2017 HIGURE17-15 Cas (+宮嶋葉一)
2018~23  アートコンプレックスセンター 
2023 Gallery Blue3143

人煙

2024.5.17 FRI  - 5.26 SUN
12:00 - 19:00 open everyday 
lastday -17:00

Gallery Blue 3143

〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3-2F



人煙 
 
真新しいものより使い古したものが好きです。そこに人の生活の余韻が感じられるからです。街も上品でどこにもありそうなところよりごちゃごちゃしたところのほうが私に刺激を与えてくれます。そこに人々が生活した「声」が聞こえてくるからです。 
今回の作品には人物は登場しませんが、だれかがそこにいる「気配」や、誰かがあらわれそうな「予感」を感じていただけたなら嬉しいです。 
 
王 蕾 Wang Lei 
中国四川省成都市生まれ、神奈川県在住。 
2013年、水彩画を中村愛氏に師事。2020年から2023年まで美 
学校にて造形基礎、ドローイング、ペインティングの各講座 
に在籍。 
◆ 2016年6月 銀座月光荘 透明水彩個展 
◆ 2017年9月 銀座月光荘 透明水彩個展 
◆ 2018年12月 銀座月光荘 透明水彩個展 
◆ 2020年3月 Gallery HANA 下北沢 透明水彩個展 
◆ 2023年11月 美学校スタジオ 個展「Just Around the Corner」 

『あなたが君に変わるまで』

2024.4.27 SAT  - 5.13 MON
12:00 - 19:00 open everyday 
Opening reception 4.27 17:00-

Gallery Blue 3143

〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3


〈展覧会ステートメント 〉 

『あなたが君に変わるまで』

あれだけ大切だったあなたのことを

私はまだちゃんと覚えているのに

「ちゃんと」ってどこまで?

と聞かれたところできっと

なんにも答えられません

それがたまらなく悲しくて

それがたまらなく心地よいのです

「どうかお幸せに」だって

他人行儀でごめんなさい



6000字近いステートメント。本展覧会の裏話的な話や多田の制作の深部に興味がある方は是非ともご覧になってください。

https://note.com/koichannokokoro/n/n31c9bb58805f

十月箱

2024.4.19 FRI - 4.25 THU
12:00 - 19:00 open everyday
last day -17:00 

Gallery Blue 3143

〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3-1F


 
〈展覧会ステートメント 〉 
縄文時代の遺跡からも発掘されるほど、日本人が古くから親しんできた、強い素材である『山葡萄』
寒冷地の山で梅雨時期にしか収穫できず、その量も年々減り希少性が増しています。

その山葡萄の蔓を、毎年自分でも山に入り、採取して制作しています。
日本古来の伝統的な部分を大切にしつつ、現代のファッションに合わせて気軽に使っていただけるようにデザインやサイズを工夫しています。
服の色に合わせて多彩なカラーの持ち手が自由に変えられたり、ショルダーバッグにもなる2weyミニ籠が好評です。
是非手にとってご覧ください。

十月箱(OCT BOX)インスタアカウント
https://www.instagram.com

4月23日は国立のシュトレン専門店from(フェイン)もコラボ出店します。
https://www.instagram.com/stollenfein

〈略歴〉

東京造形大学美術学部版画コース卒業
グリーティングカードのプランナー職を経て、動画編集、広告デザインなどの傍ら山葡萄編みを習得

The beginning of 
"1mm tattoo"

2024.4.5 FRI - 4.15 MON
12:00 - 19:00 open everyday

Gallery Blue 3143

〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3


 
〈展覧会ステートメント 〉 
私は旅や被災を経て、超多様性かつ共通文脈が失われた都市で自然の一部として生きる中で、ヒトの身体・行為・文化風土から、時代や地域を超えた美的感覚を得たことをきっかけとして、その同一性と差異や境界などをテーマに作品を制作する。 
本展は、7万年以上前からカンヴァスとされる皮膚に着目して、千人以上の多国籍老若男女のヒトを媒体に制作した、ミニマムかつミニマルな絵≪1mm tattoo≫のプロジェクトから、その序章となるシリーズを出展。 
1階は写真や生成拡張を用いた平面作品、2階は油彩画、そして冊子で構成されている。 




〈略歴〉 
1997 年東京都新宿区生まれ。東京藝術大学油画専攻卒業。2024 年同大学院美術解剖学修了。 
主な受賞歴にSICF24準グランプリ、久米桂一郎賞、学展大賞。 
主な個展に「Skin in Nature」(Gallery hako)、「SONNAMBLO」(Sleepwalker gallery)。 
2019年に石橋財団海外派遣奨学生としてイタリア留学。帰国後は《1mm tattoo》を発表し、NHKをはじめとする各種メディアに出演、エッセイ執筆を務める。 



Stand on the ground

Hisaki Sugawara Exh.

2024.3.22 FRI - 3.31 SUN
12:00 - 19:00 open everyday

Gallery Blue 3143

〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3-1F




展示ステイトメント

陶器によるオブジェ作品展です。
多様性がキーワードとなっている現代社会で、土という変幻自在な素材をもちいて寛容でおおらかな、ユーモアのあるカタチをつくることをテーマに、 ものを組み立てる創造の喜びと、子どもがラクガキを描くような純粋さを意識して制作を おこなっています。
土の有機的な質感と、マル・サンカク・シカク、まで単純化されたフォルムが観る手に想像を膨らませる余地を与えます

略歴

2017 年 多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業
2021 年 とこなめ陶の森陶芸研究所修了
2022 年 グループ展
「TOKONAME CREATOR`S FLAG」ノリタケの森ギャラリー
「てるてるぼうずの約束」常々 TUNEZUNE
「旅展」登窯広場 展示工房館ギャラリー

個展
登り窯広場 展示工房館ギャラリー
2023 年 グループ展
「ART POINT Selection 1 2023」GALLERY ART POINT
「あやしい世界 特別展覧会 vol.3」GALLRY APA
「キャラセラミクス展」新宿眼科画廊
個展
「菅原央喜展」GALLRY APA
受賞
「第 66 回常滑市美術展」 大賞