おやすみ,コントラスト / 多田恋一郎
2026.5.30 sat - 6.14 sun
12:00 - 19:00
@tadakoiichiro
目の前のキャンバスに立ち現れる、この人達は一体誰なのだろう。
描画のきっかけは実在する個人に対する想いだったりもするが、描いてるうちに様々な記憶と融合し、最終的には何だかわからなくなる。
私にとって絵を描くということは、何かしらの不在(家を出ていった親父、死んだ後輩、喧嘩別れした恋人など)を埋めるために空想を捏ねくり回す行為、ガキの頃から続いている習慣みたいなものだ。
そこに居て欲しいと願っているのに、そこに居るわけがないことも強く理解しているので、私の絵は描けば描くだけ現実味(コントラスト)を失い、地味な色調に纏まっていく。
それでも道程は煌びやかな夢を見ながら、幅広い明度や彩度の絵の具を乗せているからか、立ち上がった鈍色の絵肌の奥にはボンヤリと幾つもの粒子が光って見える。
油絵の具の特性(物質性や透明性)によって浮かび上がる下層部の色や筆致は、忘れたくても忘れられない記憶の有り様に通ずるものがあり、その[消えなさ]に苦しむこともあれば、ホッと安心することも多々ある。
見たくない過去に蓋をして、都合のいい未来にだけ手を伸ばせたらどれだけ楽だろうかとも思うが、どうせ自我(ルーツや感情)は抑圧したところで溢れてしまうので、あまり無理には抗わないようにしている。
ただ、そういう過去に対する執着は言葉にすると、見聞きするだけで気が滅入る『毒』になってしまうものなので、色や形や質感などの非言語的な美に変換して、カモフラージュしながら生きているというわけだ。
年甲斐もなく嘘偽りなく生きようとする、どうしようもない私を生かしてくれる、絵の具や筆には頭が上がらない。
また、油絵の具の遅乾性によって画面上で動き続ける顔料の粒や、その経過で生まれる濁り等も、混沌としている日々の思考に準じて愛おしく思う。
私の脳は基本的に混濁していて、事前に話す内容を決めていれば自分の想いを簡単に言語化することもできるが、その時々で考えながら即興的に話していると、仮説まみれの支離滅裂な論法に陥ったりする。
まあ、大なり小なり、誰もがそんなものだろう。プレゼンなどで資料を用意して話す時の理論整然とした論調と、泣きじゃくった恋人の前でのあたふたした論調とでは、声色から思考の組み立てまで何もかも違ってくるはずだ。
ただ、そこに明確な優劣があるかというと、そうでもない。一般的には前者の方が好まれやすくはある(私も実生活では基本的にそうしている)だろうが、一見して非合理的に見えるジグザグの道筋を辿らないと伝わらないことも意外とある。
恋人同士の喧嘩で結論的に立ち上がる「好きだよ」の一言だって、先んじて論理的に淡々と話して火に油を注ぐこともあれば、ぎこちない対話を重ねながら不意に出た言葉によって相手が納得することもある。
会話の意味内容に限らず、その発話の甘噛みに色気を見出し、その声の震えに共鳴して心が震えたりする、コミュニケーションとは元来そういうものだと思う。
そういう思考の生々しさを端的に省略せず、みっともない道程も込みで一つの美として言い切るために、私はなるべく完成形を想定せずに筆を動かすようにしてる。
延々と不恰好な仮説(絵の具)を並べ、その中でたまに言い切ってみたり、また後日「やっぱなし!」と撤回してみたり、でも言い切った事実は完全には消えなかったりと、恋人や親友と話すように、絵画と語らう日々である。
迷いや後悔、飽きやトキメキなど、様々な時の痕跡を樹脂でコーティングしていく油絵の具特有の質感は、雨風に晒されながら黙々と細胞分裂を繰り返す、木々の葉、人の肌、苔むしたコンクリート、錆びついたトタン板などのソレに近く、歪ながらに美しい。
その壮大かつ強大な自然のエネルギーの中に身を置き、やんわりと破滅を受け入れながら、自己(無意識)の実存性を感じ、安堵している。
いやしかし、この人達は一体誰なのだろう。
かつての想い人か、こないだ可愛いと思ったあの子か、さっきスマホに映ったアイドルか、わからない。
別に確認する必要もない、どうせ非現実だから。それでも描くしかない、私にとってはコレが現実だから。
不意に立ち上がってしまう現実味(コントラスト)を壊すために、また今日も馬鹿みたいにセラミックホワイトをパレットに出す。
文字通り、白昼夢みたいな毎日だ。
プロフィール
画家。1992年生まれ。群馬県太田市出身。東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(技法材料研究室)修了。
SNSやAIが登場して以降の他者/世界の捉え方について『複雑性』というキーワードを軸に、印象派や抽象表現主義の作家の習作や制作方法に関する手記などを参考にしながら、ポートレートを中心に制作している。
自身の制作活動とは別で同世代のアーティストやキュレーターに声をかけ、展覧会やイベントの企画・運営なども定期的に行っている。
その時代特有の表現の在り方を維持するために、美術館やギャラリーなどに依存しない形で作家活動を持続させていく方法を日々、模索している。
主な個展に「あなたが君に変わるまで」(2024,galleryblue3143,東京)「かお」(2026,TAKUSOMETANIGARELLY,東京)、主なグループ展に「Standing Ovation / 四肢の向かう先」(2021,ホテルニューアカオ,静岡)「遊歩する分人」(2023,GASBON_METABOLISM,山梨,原ちけいキュレーション)、主な自主企画展覧会に「ちょっと寄り道しませんか?」(2022,2023,2024,根津カレーラッキー,gallery TOH,東京)「混沌熟視」(2025,CSSビルディング,東京)自主企画芸術祭に「ストレンジャーによろしく」(2021,石川県金沢市市内各所) 、「うららか絵画祭」(2023、東京都台東区エリア各所)などがある。
しずくが繋ぐ3人展
2026.5.25 mon - 5.28.thu
12:00 - 19:00(最終日17:00)
スヌイ日服/服飾
@su_nui2017
Pinedoor/装飾具
@pinedoor_
OCTBOX/山葡萄籠
@oct_box
不思議なご縁で繋がった3人による南青山の路地裏での小さなPOP UPです。
”いつか欲しい”ではなく
"今日から持ちたい”と思えるものを。
毎日に馴染む服。
気分を整えるアクセサリー。
使うほど美しく育つ山葡萄籠。
自分のために選ぶ時間を、ぜひ楽しみにいらしてください。
Look @ me , Look @ you / 大江花歩
2026.5.15 fri - 5.23 sat 13:00 - 20:00
open every day
「イヌ」は「犬」を意味すると、
当たり前のように考えるかもしれない。
あなたの名が、あなた自身を意味すると、
当たり前のように考えるかもしれない。
しかし、
言葉の意味は、常に、ここに生まれ、あそこで消えるものである。
それは、いつもどうなるかわからない、開かれたものなのだ。
(引用:安冨歩『老子 あるがままに生きる』ディスカヴァー・トゥエンティワン, 2018 P.16)
中国春秋時代の哲学者「老子」の思想には、言葉を言葉のままで捉えない、
見えるものを見えるままに捉えない、といった、定義付けることに対して
否定的な要素が見受けられます。人はどうしても明快な提示に弱く、その
強烈なバイアスにより、恐れや苦しみが生まれていることもあります。
情報過多な現代において、誰もがわかったつもりになりやすいが故に、
より、恐れや苦しみ、不安が人々を支配しやすいと感じます。
老子の教えには、現代でも十分に通ずるものがたくさんあります。
本展では、その教えを読み、自身を振り返り、そのことで想像された
彫刻作品等を展示いたします。
作家略歴
1993 埼玉生まれ 2016 東京造形大学造形学部美術学科彫刻専攻領域卒業
2018 東京造形大学大学院造形研究科造形専攻美術研究領域修了
主な個展
2023「Conversations with myself」アトリエ第Q藝術(東京)
主なグループ展
2022「54」 納戸/gallery DEN5(東京) 2023「間の手ざわり」(UH)北千住 BUoY(東京)
2023「空気を入れかえる/空気をいれかえる」ZOKEIギャラリー(東京)
2024「SOMSOC ART SHOW 24A/W 原宿ルネサンス」 SOMSOC GALLERY(東京)
2024「空気を入れかえる//空気を入れかえる」CSギャラリー(東京)
2025「群馬青年ビエンナーレ2025」群馬県立近代美術館(群馬)
2025「SOMSOC ART SHOW 25」 SOMSOC GALLERY(東京)
2025「空気を入れかえる///空気を入れかえる」ZOKEIギャラリー(東京)
2026「第25回アートギャラリーホーム展」 チャームスイート豪徳寺(東京)
『そしてそこへ還る』/ 塙 雅夫 個展
2026.5.1 fri - 5.10 sun open every day
13:00 - 20:00
描くことに没入することで、対象の形と色の美しさに溶け入り 同化し、自分なのか 花なのか、色なのか 絵の具なのか、全てが曖昧になっていく。
描いているのか 瞑想をしているのか、境界を忘れるほどに やわらかくその中に還っていく。命が生まれ やがてその源に還っていくように。
そんな喜びが絵から溢れ あなたの中で静かに共振してくれたら嬉しい。
塙 雅夫/ Masao Hanawa
画家・壁画家
イタリア・ジェノバで教会壁画の制作や修復に携わり、大型テーマパークでは壁画ディレクターを務める傍ら多くのアートワークを制作。
映画・ドラマの美術にも参加し、美術セットや劇中絵画を担当。
東宝スタジオに描いた巨大壁画『七人の侍』『ゴジラ』は歴史ある撮影所の顔となっている。
近年、オリジナル作品の制作を始め、2022年の人生初個展を経て今回3度目の個展。
B↔︎B / 添田奈那・菊池虎十・NAZE
2026.4.17 fri - 4.26 sun
青山紅谷 / 10:30 - 17:00 / 港区南青山2-17-11 / 月曜・火曜休み
Gallery Blue3143 / 11:00 - 19:00 / 月曜休み
青山にある老舗和菓子店「紅谷」と、菊池虎十、添田奈那、NAZEの3名によるコラボレーション企画を開催します。
本企画では、作家それぞれの主軸である布、ペインティングといった表現領域から一度距離を置き、「和菓子を置く」というテーマのもと制作した作品を中心に発表します。
また紅谷では、作家たちの作品から着想を得た新たな和菓子を生み出します。視覚的な造形が味覚へと翻訳されることで、鑑賞の領域を拡張させます。
会期中はコラボレーション和菓子を紅谷にて購入・お召し上がりいただけますので、ぜひ2つの拠点を横断してみてください。
添田奈那
1994年東京都生まれ。街に佇むキャラクターやそのような物象からかたちを取り出し、自身の感情を平面作品やアニメーションとして表現する。2020年に初個展「リトルガッツ(イシュー)」を開催。現在は山梨にある「GASBON METABOLISM」内にて自身の作品のみを展示し続ける「Gallery ○○(ほにゃらら)」を共同運営するほか、ラコステ原宿の「+My Lacoste Artist Program」にてコラボレーションを行うなど様々なプロジェクトや展示に参加。
菊池虎十
1998年生まれ。東京都生まれ。目に見えないものに宿る生命に興味関心がある。自身の潜在意識や時間の流れをテーマに、支持体に合わせて布を独自の形に歪ませる表現を追求する。四肢を持つ生き物、地平線、光などを、伸縮性の高い生地にエアブラシを用いて描き作品を制作している。
主な展示 個展/母なる異郷/K art gallery(2025)グループ展/今夜、キリマンジャロへ飛ぶ / 東葛西 1-11-6 A倉庫(2024)
NAZE
とにかく物作りが好き。触覚的な筆致で描かれるドローイング、スプレーやコラージュを用いたペインティングや壁画、廃棄物を使ったオブジェなど、様々な表現を往復しながら作品を創り続けている。
黒に和らぐ 青に染む / 大小田 万侑子
2026.3.28 sat - 4.12 sun
毎週火曜日 休廊
13:00-20:00
・展示ステートメント
日本の伝統的な染色技法である型染を用い、物語を染色によって展開している。
人や動物、植物、架空の生きもの、自然現象などをモチーフに、型染から生まれるコントラストの世界により、生き生きとした情景を表すことを目指している。
幼い頃、母に絵本を読んでもらいながら物語の世界に浸り、自らも絵を描いて物語をつくっていた。その原体験が、現在の制作の根底にある。
本展では、型染と和紙で制作した絵本の原画と、布による染色作品を並置する。
染色に用いる和紙は、すべて黒谷和紙である。
黒谷和紙は、型染の工程にある「糊置き」「染め」「水洗」にしなやかに耐え、型彫による繊細かつダイナミックな模様を鮮やかに浮かび上がらせる。
紙に直に描く表現とも、布に染める表現とも異なる、独自の質感と奥行きをもつ。
和紙と布、それぞれの染色表現の違いを行き来しながら、絵本の世界を歩くように体感していただきたい。
・作家略歴
1992 東京都生まれ、鎌倉で育つ
2014 沖縄県西表島の紅露工房 染織家石垣昭子氏のもとで研修
2016 横浜国立大学教育人間科学部美術科 卒業
2018 東京藝術大学大学院美術研究科芸術学専攻美術教育研究分野 修了
2021 東京藝術大学大学院美術研究科美術専攻工芸研究領域(染織)博士後期課程 修了
2021 東京藝術大学美術学部工芸科染織研究室 教育研究助手(〜2024)
現在、東京藝術大学美術学部工芸科染織研究室 テクニカルインストラクター
me puhutaan/ikuellé
2026.3.20 fri - 3.22 sun open every day
12:00-19:00 (3.20/15:00から・3.22/17:00まで)
【ステートメント】
「me pehutaan(私たちは話す)」
見る 話す 待ち望んで
わかることも わからないことも
作品の展示販売および受注会を3日間開催いたします。
抽象的な形の動物たち、連なるたまご。ニットのもつ柔らかな表情とその佇まいをお楽しみください。
【プロフィール】
子供のころ母から編み物を教わる。ニット、ファッションについて学んだのちアパレルメーカーにてニットデザイナーとして働く。
2021年より棒針編みでの制作活動を始める。
気づけば見えるもの/to notice things
dominique cassie
2026.3.13 fri - 3.22 sun open every day
13:00 - 20:00
Copies of DM - 150
Biography
Dominique is a British artist born in 1996 and raised in a village just outside the York in the north of England. A childhood spent amongst the fields, woods and meadows of Yorkshire resulted in a lifelong love for and interest in the natural world and all its inhabitants. She spent most of her spare time as a teenager learning how to draw and paint, inspired mainly by her favourite artists and the works of Studio Ghibli, whose films she’d enjoyed since the age of six.
Learning to draw animals was directly informed by a curiosity for the biology of how organisms are structured, move, behave and evolve. Therefore, despite originally assuming she’d study art or animation, Dominique ended up studying a degree in Biological Sciences at the University of Oxford instead and continued teaching herself art in her spare time. Here, she was able to develop her understanding of living things and ecology and completed a research project on the cognition and decision-making abilities of ants, which has since been published in a scientific journal.
She first lived in Japan after this time at Oxford, spending 8 months living and working as an assistant English teacher in Kagoshima City. One of her assigned schools was on the slopes of the active volcano Sakurajima, where she gained her fondness for Japan’s nature, seeing diverse insects, dolphins and wild boar on the way to work. Upon returning to the UK, she worked in London with a design studio before having to return to Yorkshire when the coronavirus pandemic began.
Since 2019, Dominique has mostly worked freelance on a wide range of projects varying from board game illustration, natural history illustration, museum exhibition design, graphic design, science communication and hands-on nature conservation work. In 2020, she also studied a Masters degree in Biodiversity and Conservation at the University of Leeds and completed a research project on the use of BBC documentary film footage for the study of fig-wasp behaviour. Due to the pandemic, most of the teaching was online and so to get some more practical conservation experience, she and her younger sister began volunteering on the local nature reserve several days a week.
Here, she learned how to manage habitat, control invasive species, drive off-road vehicles, survey plants, monitor insect populations and tag wild birds. This time led to both seasonal paid work managing habitat and educating the public about the natural world at events, and also to one of Dominique’s largest projects to date: the layout design and illustration of the 540-page book ‘Birds of the Lower Derwent Valley’ written by the nature reserve manager Craig Ralston. Despite having worked on many projects for clients the world over, few have been as rewarding as illustrating the landscapes and wildlife of her childhood home.
From 2021, she spent three years on the Outreach Committee of the Royal Entomological Society and was Editor of their children’s insect science magazine ‘INSTAR’. Still interested in life in Japan, she returned here in 2024 to try living in Tokyo and has been working on freelance projects, personal projects and interning with Yoyogi-based design studio Carpenter & Stone. In 2025, she also designed, researched and illustrated a book exploring the microscopic life along the Tama-river with Shohei Asami, which won first place at a creative competition organised by a research group at Showa Women’s University.
This is her first proper solo exhibition of artworks.
Past clients include:
3DTotal.com, Birdwood Games, Quillsilver Studio, Failbetter Games, Natural England, School of International Futures, Superflux, Marshmallow Laser Feast, Blue Marine Foundation, and Somerville College.
www.dominiquevassie.com
Exhibition title: to notice things
These artworks are a collection of pieces reflecting on real things I’ve encountered, experienced and processed from the world around me over the last couple of years. Things I’ve thought were beautiful, things I wanted to understand better, and moments I wanted to immortalise within something tangible. Most are also inspired by places I’ve called home: Yorkshire, North Wales, Kagoshima and Kawasaki.
Many are studies of things I’ve noticed in the non-human world around me, fellow organisms who I’ve had the pleasure to meet or observe such as cormorants, flying fish, and insects. In recent years, I’ve also taught myself how to explore the microscopic world and so some of these drawings are drawn directly from life down the microscope, or inspired by those explorations. At the normal scale, I am quite familiar with most kinds of life, but down the microscope I always see something new to me and realise life can take even more beautiful and abstract shapes than I could ever imagine. The rippling beating hairs of a single-celled organism foraging on a microscope slide brings me as much wonder as the complex muscles of a sheepdog, or the soft feet of a caterpillar.
It can be easy to go about our days without noticing the natural world. I am often told by people that they’re surprised by how much wildlife they see when out and about with me, but noticing is a skill I learned. At certain times of year, we’re all prompted to pay attention to the blossom or the autumn leaves, but there are lovely things around us all the time which many people miss entirely. If you take a moment to look, you’ll see the equal beauty of the weeds and wildflowers growing at the base of city walls and streetlights. On their leaves are little insects casting tiny shadows, living their own intricate lives and supporting others, and seeing them always brightens my day. If we don’t learn to notice and appreciate the natural world around us when it is there, we also won’t notice or care when it’s gone.
During the coronavirus pandemic, I returned to my childhood home in the countryside and eventually ended up volunteering out on the local nature reserve. These hundreds of hours spent in the landscape over several years encouraged me to notice so many more details of the natural world. I grew a stronger connection to, and care for, the special habitats I’d lived near my whole life without really noticing. So now I continue to try and notice more in the new places I find myself, as doing so can quickly make a strange place feel like home. I hope these drawings can convey the beauty I noticed in all of their subjects, and help you see something new in the natural world around you too.
略歴
ドミニクは1996年にイギリスで生まれ、イギリス北部ヨーク郊外の村で育った。幼少期をヨークシャーの野原や森、草原の中で過ごしたことが、自然界とそのすべての生き物への愛情と関心につながった。好きな作家たちや幼い頃から親しんできたスタジオジブリの作品から影響を受け、10代の頃はほとんどの時間を独学で絵を描くことに費やしていた。
動物を描くきっかけは、生き物がどのような構造を持ち、どのように動き、行動し、進化してきたのかなど、好奇心と深く結びつきがあった。そのため、当初は美術やアニメーションを学ぶつもりでいたが、最終的にはオックスフォード大学で生物科学を専攻することになり、空いた時間で独学の制作を続けた。大学では生物と生態学への理解を深め、アリの認知能力と意思決定に関する研究を行い、その成果は学術誌に掲載されている。
オックスフォード卒業後、初めて日本に滞在し、鹿児島市で8か月間、英語指導助手として暮らし働いた。担当校のひとつは活火山・桜島の山腹にあり、通勤の途中で様々な昆虫やイルカ、野生のイノシシを目にし、日本の自然に強い愛着を抱くようになった。帰国後はロンドンのデザインスタジオで働いたが、コロナ禍の影響でヨークシャーへ戻ることになった。
2019年以降、ボードゲームのイラストから博物画、博物館展示デザイン、グラフィックデザイン、サイエンスコミュニケーション、自然保全の現場作業に至るまで、幅広い案件を中心にフリーランスとして活動している。2020年にはリーズ大学で生物多様性と保全学の修士号を取得し、BBCのドキュメンタリー映像を用いたイチジクコバチの行動研究も行った。パンデミックで授業のほとんどがオンラインになったため、実地経験のために妹と共に地元の自然保護区で週に数日ボランティア活動も参加していた。
自然保護活動の経験は特に貴重で、生息地管理、外来種対策、オフロード車の運転、植物調査、昆虫のモニタリング、野鳥の個体識別などを学んだ。こうした経験は、季節的な保全業務の仕事や自然イベントでの教育活動へとつながり、さらに大きな仕事のひとつである540ページの書籍『Birds of the Lower Derwent Valley』(自然保護区管理者 Craig Ralston 著)のレイアウトデザインとイラスト制作へと発展した。世界中のクライアントとの多くの仕事の中でも、幼い頃を過ごした土地の風景と生き物を描く仕事は非常にやりがいを感じる経験となった。
2021年からは王立昆虫学会のアウトリーチ委員会で3年間活動し、子ども向け昆虫科学雑誌「INSTAR」の編集を務めた。日本での生活に再び興味を持ち、2024年に東京へ移り、フリーランス案件や個人制作を続けながら、代々木のデザインスタジオ「Carpenter & Stone」でインターンとしても働いている。2025年には、淺海祥平と共に多摩川の微小生物をテーマにした本の企画・調査・イラストを担当し、昭和女子大学の研究グループが主催したコンクールで最優秀賞を受賞した。
今回が、彼女にとって初めての本格的な個展となる。
主なクライアント:
3DTotal.com、Birdwood Games、Quillsilver Studio、Failbetter Games、Natural England、School of International Futures、Superflux、Marshmallow Laser Feast、Blue Marine Foundation、Somerville College
www.dominiquevassie.com
展示タイトル:to notice things(気づいたら見えたもの)
今回展示する作品テーマは、私の日常で「本当にみえたもの」です。過去数年間の出会いや、経験や、心の中で思ったことを描きました。例えば、何か美しいものを見つけたとき、何にかをもっとよく知りたいと思ったとき。また、そんな一瞬を形として残したいと思ったとき。作品の多くはこれまで私が「家」と呼んできた土地―ヨークシャー、北ウェールズ、鹿児島、川崎―で経験したものをインスピレーションにしています。
作品の多くは、私が見かけた生き物たち―カワウ、トビウオ、昆虫など―との出会いに基づいています。最近は、顕微鏡を使って微小な世界を観察してみたりもしています。いくつかの作品は実際の顕微鏡観察から直接描いたもの、あるいはそこから着想を得たものです。肉眼で見慣れた生き物の世界とは違い、顕微鏡を覗く度に新たらしい形が見え、生命がこんなにも抽象的で、美しい造形をとりうるのだと気づかされます。プレパラート上で単細胞生物の繊毛が波打ちながら餌を探す様子は、牧羊犬の複雑な筋肉の動きや、イモムシのやわらかな足と同じくらい私を驚かせ、魅了されます。
人は日常のなかで自然の存在を無視しがちであると考えています。私は散歩中に周りの生き物に気づきがちですが、他人と散歩すると「こんなに野生の生き物がいるなんて驚いた」とよく言われます。いつのまにか生き物を気づけるようになったのでしょう。また、季節によって桜や紅葉にひかれて自然界に人は目を向けますが、私たちの周りには絶えず美しい自然が観察できるはずです。あるとき、立ち止まったら街灯や壁の根元に生える雑草や美しい野の花が見え、その葉っぱの上には小さな虫の影が見えました。そんな虫は複雑な生態系の一員として共存し、ほかの生き物を支えていることも考えると、私の気分を明るくさせてくれます。自然界は汚染などによって無くなりつつありますが、今あるうちに自然界への関心を持つべきだと思います。
コロナ禍中、私はイギリスにある田舎の実家に戻り、最終的に地元の自然保護区でボランティアをするようになりました。数年間にわたり何百時間自然の中で過ごしたことで、景色のあらゆる細部に目を向けるようになり、幼い頃からそばにあった大切な自然への理解と愛着が深まりました。その経験から、今いる新しい土地でもできるだけ多くのものに気づこうとしています。気づくことで、馴染みのない場所がすぐに「家」のように感じられるからです。
これらの作品を通して、それぞれの題材から感じ取った美しさをお伝えし、みなさんの身のまわりの自然に新たな発見をもたらすことを願っています。
「花とうつわ展」/ 檀上仁美 個展〈うつわ群青堂〉
2026.3.11 水 - 3.18 水(休廊日なし)
平日 15:00 - 20:00
土日 13:00 - 19:00
三月、春、新生活。
子供の頃はあまり好きでなかった色とりどりのチューリップやガーベラなど、大人になるにつれ可愛さに気付きます。一輪だけでも花や緑を部屋に飾るととてもしあわせなきもちです。
今回は小さな一輪挿しや花形の輪花皿をたくさん作りました。
輪花(りんか)とは、器の縁が花びらのような華やかな器のことです。
新たな生活に彩りを添えられるようなうつわになると嬉しいです。
是非お気軽にご覧ください。
皆様に素敵な春が訪れますように!
<作家略歴>
大阪府出身
2012 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース 卒業
大学卒業後、福岡県小石原村 高取焼鬼丸雪山窯元へ弟子入り、その後上京し関東で作家活動。
2016.11 初個展「檀上仁美うつわ展」スタジオ35分(新井薬師前)
2023.2 三人展「陶と暮らす」KiKi北千住
2023.6 個展「銘々」Gallery Blue3143(表参道)
2024.4 二人展「しなやかに硬く、仄かだ」KiKi北千住
2024.11 個展「滔々と」Gallery Blue3143(表参道)
2025.5 個展「点々」Gallery Blue3143(表参道)
A roof as a lid for the smell of the past.
穴澤夏凜・堀江佐和・岡本偉路里・中野藍・山崎秀真・ヨシダハナ
2026.3.5 thu - 3.9 mon 13:00 - 20:00 (final day - 17:00)
家は判断を下す前のかたちのストレージだ。
帰り道の風呂の匂いや夕飯の匂い、住宅街の匂い。それらを私の鼻を刺激したときのかたちそのままで他人に伝えることは難しい。匂いは広がり、薄れて、消える。そこに、少しの哀しさと面白さがある。
同様にして、身体中の細胞が呼吸をして入れ替わっていく。私たちは変化に身をおき、そのようにしてかたちを保っている。そして、細胞が全て入れ替わっても、私は私としてあり続け、生活が流れても家は家としてあり続ける。
匂いは持ち運べないし、慣れてしまうし、消失しても気づくことができない。そのために、世界の広がりを裏返して容器に入れ、大切にしたい。
毎朝目覚めたところ。手紙が届くところ。帰るところ。知らない人がいないところ。住民票のところ。洗濯機があるところ。
誰しもが知る通り、匂いを永久に密封することは叶わない。けれども、私たちは家というストレージの中で「目覚めて、眠る」という循環を繰り返す。
MY FAVORITE THINGS / nana 個展
2026.3.1 sun - 3.8 sun 13:00 - 19:00 (last day - 18:00)
・展示ステートメント
ここしばらく「おうち」ばかりを描いてきました
ときめくおうちはどんな場所でも津々浦々に存在します
そんなわたしのお気に入りたちを1か所に集めて小さな街を作ってみました
自然があって、のほほんとしていて、みんなそれぞれ素敵な暮らしをしている
そんな温かくのんびりしたところです
少しの間だけですが、ぜひ遊びにきてください
みんなでお待ちしてます
・作家略歴
2019年 東京工芸大学卒
2024年 Pages Fukuoka art book fair (太宰府)
グループ展「RISO MART」@GALLERY IRO(吉祥寺)
2025年 グループ展「Printmakers」@MOUNT tokyo(駒澤)
国内を中心に展示、ZINEイベント等に参加しています。
最近はリソの受注案件やワークショップなども行っています。
ハウスナンデス展 / 石中希望 個展
2026.2.26 thu - 3.3 tue 12:00 - 19:00 (last day - 17:00)
いつまでもあると思っていたものは急になくなる。
年末年始は何してたんですか、帰省したんですか、実家に帰ったんですか、上京してきた人間は毎年聞
かれる。そのどれもが帰れる場所がある前提で聞かれる。私が最後に帰省したのは3年前になる。実家
が帰りたい場所ではなくなってきた、それには理由がある。会いたい人と会いたくない人間、そのどちら
にも会わなければならないからだ。会いたくない人間によって、好きだった場所も、その思い出も、嫌な
ものに上書きされてしまうのが私は我慢ならないのだ。帰れる場所はいつまでもあると思っていた。しか
し、少しずつ、確実に、私の中からなくなってきた。会いたい人が生きているうちは気持ちが揺らぐことも
ある。だが、そうでなくなったら帰省することはもうない。実家も、帰れる場所も、会いたい人がいるから
存在しているのだ。
私の作品は砂浜で拾ったガラクタ(海洋性プラスチック)でできているため、時間と共に劣化していく。日
を追うごとにその姿を保てなくなっていくのはまさに私の実家と同じだった。ガラクタのもつその不確かさ
が私が実家に抱いているそれと同じだったのだ。私はそんなガラクタを使って家をつくった。例えかりそ
めだとしても私は実家に帰りたい。帰りたいと思うその気持ちは、実家によく似た家をつくるのに十分す
ぎる理由だった。
ガラクタに対して、実家や帰れる場所があるのかなんて考える人は恐らくいないだろうが、私は考えてし
まう。どこからきて、だれに使われて、だれに捨てられたのか。もうどこにも戻ることはできないのだろう
か。そんなガラクタにただただ自分自身を重ねて、お互いをなぐさめるようにして家をつくった。私はこれ
からもガラクタを探しに海に出かけ、ガラクタたちとの出会いのために砂浜を歩く。ガラクタは私にとって
会いたい存在、ガラクタでできたその家は私の帰れる場所の条件を満たしたのだ。
作家略歴
略歴
1998年 広島県生まれ
2024年 日本大学芸術学部美術学科 卒業
賞歴
2021年 MOLESKINE×日本大学藝術学部コンテスト 奨励賞
2024年 日本大学芸術学部美術学科卒業 芸術学部長賞
個展
2025年 オタカラクタ展(HIGURE 17-15 cas)
_to_ / 山田大輝 三浦孔輝 マルメヒビキ
2026.2.16 sat - 2.22 sun 13:00 - 20:00 (last day - 17:00)
展示ステートメント
本展示において、ペインティング、ドローイング、彫刻、そして版画といった「表現技法」は、従来のような「描画技法」としての枠組みにとどまらず、「イメージに変化を起こすための装置」として認識される。
本展に参加する三人はいずれも、「版を通して描くこと」を制作の中心に据えており、版が媒介することで生じるイメージのズレや掠れなどに着目してきた。
絵画的スタンダードとも言える「直接手で描く表現」に対して、「版を通して描かれる表現」が、イメージ、展示空間、また鑑賞者にどのように影響を及ぼすのか、その違いを探るのが、本展示の目的である。
作家略歴
山田大輝
1998 東京都生まれ
2025 多摩美術大学 大学院 美術研究科 博士前期課程絵画 専攻版画二年 在籍
展示、受賞歴
2023 第 2 回 FEI PURO ART AWARD 入選 2023 第 48 回全国大学版画展 選出 2024 第 3 回 PURO ART AWARD 入選 2024 第 9 回山本鼎版画大賞 入選 2025 第 49 回全国大学版画展 選出 2025 FACE 展 2025 入選
三浦孔輝
2001 東京都生まれ
2025 多摩美術大学 大学院 美術研究科 博士前期課程絵画 専攻版画一年 在籍
展示、受賞歴
2021 memo 展 (DM デザイン担当 ) 2023 版画専攻進級制作展 2023 多摩美校友会チャリティビエンナーレ 2023 市民公募夢ビエンナーレ選出作品展
マルメヒビキ
2001 福岡県生まれ
2025 多摩美術大学 美術学部 絵画学科 版画専攻在籍 三年
展示、受賞歴
2024 グループ展「EXHIBITION OF THREE ARTISTS GROUP EXHIBITION」三鷹市桜井 浜江記念市民ギャラリー
2025 グループ展「脈絡」ギャルリーユマニテ東京
2025 グループ展 五美術大学交流展 銀座洋協ホール
ニット・イン・ブルーム -POP UP EVENT- / Nahiko
2026.2.6 fri - 2.8 sun 13:00 - 20:00(last day - 18:00)
花は、人の営みに根づいたモチーフ。
暮らしのすぐ隣に、当たり前のように息づいています。
厳しい環境では咲かないからこそ、
花が咲く季節や、春の気配を思い浮かべながら編みました。
身につけることで、
いつもの一日が少しだけ違って見え、
日常のちょっとした瞬間を愛せるように。
あなたの生活に、瑞々しい色が添えられますように。
【インフォメーション】
本展は3日間限定のポップアップイベントです。
会場では、作品展示に加え、その場でお持ち帰りいただけるアイテムをご用意しています。
また、一部アイテムは受注生産および予約販売となります。
詳細は会場にてご案内いたします。
【作家プロフィール】
Nahikoは、デザイナー赤澤雛子が手がけるファッションブランド。
東京藝術大学で鋳金を学び、文化服装学院で洋裁技術を習得。卒業後はAmitでニットを学ぶ。
多様な民族工芸や衣装文化を探求してきた背景を持つ。
素材の持つ強さ、手仕事の繊細さ、異文化との対話、そして万国共通の「誰かを愛しく思う気持ち」を軸に工芸とファッションの境界を横断する服づくりを行っている。
日常にささやなワクワクを届けることを目指して。
サルチョード・イル 個展「風の声を聴く」
2026.1.31 sat〜2.8 sun 12:00〜19:00
2020 東京藝術大学大学院修士課程美術研究科彫刻専攻 修了
2024 金沢美術工芸大学大学院博士後期課程美術工芸研究科彫刻専攻 修了
「自作は、自然の中に流れる目に見えないエネルギーを、空間として立ち上げる試みである。
モンゴル草原に根差す直感とシャーマニズム的な自然観を背景に、作品が生む空間は、エネルギーの流れと風の声が響く場となる。」
「LAND BACK」「ランドバック」/ ピースたちお 和田啓良
2026.1.24 sat - 1.29 thu 13:00 - 20:00(last day -18:00)
@peacetachioo_14
【ステイトメント】
This exhibition explores Land Back not as the return of territory, but as the recovery of what was taken from the body, the voice, and ancestral memory.
Growing up within a highly constructed urban environment, I became aware of how modern systems organize life through efficiency, control, and polish. Cities function smoothly, yet they often bury fear, instinct, and land-based knowledge beneath concrete, glass, and routine. What is unresolved does not disappear it accumulates, leaks, and resurfaces through the body.
The works in this exhibition are divided between two conditions:
one shaped by urban systems and instrumental movement, and the other rooted in land, nature, and healing. Rather than presenting nature as pure or peaceful, I approach it as visceral, animal, and alive marked by blood, decay, cycles, and memory. Healing here is not cleanliness, but attention.
Land Back, in this context, becomes a process of listening to what has been silenced, the body’s fear, the land’s voice, and our relationship to origins that predate ownership and nation. The exhibition does not attempt to repair or resolve the tension between city and land. Instead, it holds space for rupture, allowing what has been buried to breathe.
This work is an act of irrigation sustaining what is broken, remembering what was discarded, and reconnecting with land not as a resource, but as lineage.
本展は「Land Back」を、土地の返還としてではなく、身体や声、そして祖先の記憶から失われてきたものを回復する行為として捉える。
高度に整備された都市環境の中で、私たちの生活は効率や管理によって支えられている。一方で、恐れや本能、土地に根ざした感覚は、日常の制度や構造の中で見えにくくなってきた。未解決の感情や記憶は消失するのではなく、身体に蓄積され、やがて別の形で表出する。
本展の作品は、二つの状態のあいだに位置づけられている。ひとつは都市のシステムによって形づくられた、制御された動きや身体のあり方。もうひとつは、土地や自然、癒しと結びついた状態である。ここで扱われる自然は、理想化されたものではなく、血や腐敗、死と再生の循環を含んだ、生々しい存在として現れる。癒しとは、清浄化ではなく、注意深く向き合うことである。
この文脈において「Land Back」とは、これまで抑圧され、聞かれなかった声に耳を傾けるプロセスである。身体の感覚、土地の記憶、そして所有や国家といった概念が成立する以前の関係性に立ち返ること。本展は、都市と土地のあいだにある緊張を解消することを目的としない。むしろ、その断絶をそのまま受け止め、埋められてきたものが立ち現れる場をつくる。
本作は、壊れたものを即座に修復するためのものではない。忘れ去られたものに再び注意を向け、土地を資源ではなく、連なりとして捉え直すための試みである。
【プロフィール】
14歳の時に始めた活動ネーム
成り立ちとして友人にデモのポスターを作ってみてとお願いされた。なかなか思う通りのアイデアが出て来ず名前で言葉遊びを始めた
その時横でピスタチオ食べていたのもあったのか
ピスタチオ?ピピスタチオ
ピースたちお?!
何となく出てきた名前が平和を呼んでいるような言葉に変わったと思った。
そこから自分のあだ名をピースたちおと名乗り始めた。
初めの活動は環境問題でした。丁度コロナの頃に日本政府から特別定額給付金を国民はみなもらったのことを覚えていますか?
14歳の僕にはお金もらえて嬉しいとお年玉もらった!程度しか思わなかった。
ですがこの大金を今自分がやりたいことできないかと考え始めるようになった。
その時スケボーにハマっていたのか
新しいスケートボード、靴、いやパーク年パスも捨てがたいと色々考えていた。
ですが色々考えた結果、服をデザインして売ってみたいに辿り着いた。
最初は服を売るって言っても14歳の僕にはあまり知識がなかった為動くにも動けなかった。しかし興味をカタチにしたいという思いからアイデアを出していった。
学校やサマースクールで学んだ知識が環境問題、自然問題についてだった。そこから何か服を作って自然にできることはないかと思った。
最後についたアイデアは
服を自分でデザインをして売り、
そのお金を自然ボランティア団体に寄付することだった。
これが全ての始まりでした。
花見 壮常 個展
Taketsune Kemi Solo Exhibition
2026.1.16 fri - 1.22 thu
12:00 - 19:00
作家プロフィール
1983年生まれ 東京都出身
2006年青山学院大学経営学部卒業
幼い頃から絵を描くのが好きで、現在もサラリーマンをしながら趣味で絵を描いています。
風景画やイラスト・デザインなど、モチーフや手法などにこだわらず色々な絵を描くのが好きです。
展示ステートメント
描きたいものを、描きたいときに、使いたい画材で、自由に描いています。やるべきことに追われがちな社会のなかで、絵の世界は、描くか描かないかも自分次第です。どのような絵を、どのように描いてもよい。そこには大きな自由があると感じています。
今回展示する作品は、そんな自由な世界のなかで、思うままに描いたものです。特定のテーマは設けていないため、作品に統一性はありません。しかし、統一感がないからこそ、次に何が現れるかわからない「福袋」のようなワクワク感が生まれるのではないでしょうか。そう自分に言い聞かせながら、新年より、あえて無秩序な個展を開催する運びとなりました。楽しんでご覧いただけましたら幸いです。
そらをかける/坂本直輝・奥鴨美帆 二人展
2026.1.8 thu - 1.13 tue
13:00 - 20:00(last day -16:00)
open every day
本グループ展は、共同作品「そらをかける」をメインとした二人展になります。
金属と陶芸、異なる素材から生まれるフォルムや色が織りなす空間を楽しんでいただけたら幸いです。
「そらをかける」
あるところに、靴が大好きな妖精がいました。世界に一つ、自分に合う靴をずっと探していましたが、なかなか見つかりません。
もうダメかと諦めかけていたところ、なんと自分の足にピッタリとはまる靴が見つかったのです。
それと同じく、実は靴の方も自分にピッタリはまる相手を探していたので、どちらも大喜び。
そして靴と妖精は、ルンルン気分で空をかけていくのでした。
-作家略歴-
・坂本直輝
2023
京都精華大学芸術学部立体造形学科 卒業
2025
東京藝術大学大学院工芸学科鍛金専攻 修了
同大学に研究生として在籍中。
鍛金技法の「絞り」を用いて1枚の金属板から靴をモチーフに「天翔る靴」をテーマに制作しています。鍛金ならではの中が空洞で空気が入ってるように膨らんだフォルムと靴を組み合わせ、履いたら空を駆け走れるような造形表現を研究しています。
主な展示
2022
第4回 ぎふ美術展 工芸部門
(岐阜県美術館/岐阜)
「Ambivalence 」 三人展
(Art Spot Korin/京都)
2023 ,24,25
東京藝術大学鍛金研究室研究成果展
(天王洲アイルセントラルタワーアートホール/東京)
2025
第73回東京藝術大学卒業・修了作品展
「鍛鋁風雲靴展」個展
(gallery187 / 東京)
-鞴の会-種火起し-
(天王洲アイルセントラルタワーアートホール/東京)
・鴨奥美帆
2023年 京都精華大学 卒業
私は自由な髪の毛をもつ妖精を土という素材を用いて、制作しています。
髪の毛の色や形はそれぞれ異なり、1人として同じ妖精はいません。
私のつくる妖精の髪の毛のようにモコモコと人々が個性を広げ、通じ合える世の中になればいいなと願っています。
主な展示
2023年 11月 いい芽ふくら芽in Nagoya 八犬堂ギャラリー賞受賞
12月 アートのチカラ (伊勢丹新宿)
2024年 2月 my little secret (西武池袋本店)
気になる中身展 (西武池袋本店)
5月 わたしたちの王道-Middle of the Road- (大丸東京店)
6月 YOUNG ART
HAMAMATSU (遠鉄百貨店)
UP COMING ARTIST IN DAIMARU UMEDA (大丸梅田店)
9月 KANZEN-完全- (伊勢丹新宿店)
12月 アートのチカラ (伊勢丹新宿店)
2025 1月 Be My Object (松坂屋名古屋店)
2月 Hug my self (peel South)
3月 Emergence: Crafting Futures from Clay (半兵衛麩本店 ホールKeiryu)
4月 initial gallery インタビュー公開
5月 KANZEN-完全- (銀座三越)
11月 Emergence: Crafting Futures from Clay (NOHGA HOTEL KIYOMIZU KYOTOにてグループ展示、RECORD BAR YAMADAにて個展)
I think vol. 4 / 福井敬貴
2025.12.12 fri - 12.21 sun
12:00 - 19:00
open every day
系統樹をモチーフとした枝の周りに多様性を象徴する標本群を配置する「 I think 」シリーズ、昆虫の生体時の姿を再現した 「立体展足標本」を展示販売。
作家略歴
1994年福島県出身
2017年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業
2019年同大学院修士課程彫刻専攻修了
幼い頃からちいさな生き物に興味を持って育つ。
主に昆虫標本を用いた作品や甲虫をモチーフとした立体作品を制作する他、標本の制作依頼や展示会、書籍等への協力、3DCGモデルの造形・原型監修など分野を横断した活動を行っている。
主な活動実績として21_21 DESIGN SIGHT「虫展 -デザインのお手本-」にて企画協力、資料提供、WS実施の他、会場内すべての昆虫標本を担当。『 BRUTUS No. 952 珍奇昆虫Bizarre Insects Handbook 』、『 BRUTUS No. 1012 珍奇昆虫Bizarre Insects Handbook 2 』(マガジンハウス) 、にて企画協力等。
著書(共著)として
『 とんでもない甲虫 』(2019, 幻冬舎)
『世界で一番美しい甲虫図鑑』(2023, 誠文堂新光社)
『昆虫展足の世界 TENSOKU
-Insect preparation- 』(2024, STRAIGHT)
X (Twitter) : @fukuinsect
Nook / 一SEKI
2025.12.4.thu - 12.7.sun
12:00 - 19:00 (east day -17:00)
ステイトメント
石は大地の中で私たちの暮らしを静かに支えています。 本展では、その穏やかな存在を、暮らしの片隅で感じられる石のプロダクトとして展示いたします。 日常にそっと寄り添い、心の片隅にも静けさをもたらす石。 その小さな存在が生む、やわらかな時間を感じていただければ幸いです。
作家略歴
2024年 昭和女子大学 環境デザイン学科 プロダクトデザインコース 卒業制作展 (AXIS Gallery/東京)
Still / Float 二人展
展覧会ステートメント (Exhibition Statement)
モノは留まり、光は漂う。
記憶がかすかに瞬く場所で、私たちは二つの異なる「現実」と対峙する。
竹尾宇加(Still)は、日々の喧騒と静寂の狭間で、目の前にある確かな「存在」と「風景」をキャンバスに定着させる。それは、今ここにある世界を肯定し、留めようとする意志だ。
沈培慧(Float)は、都市と自己の間に張られた透明な「膜」を可視化する。写真やテキストを薄紙に転写し、意味を溶解させるそのプロセスは、宙吊りにされた人の不安定な知覚そのものを映し出す。
重力を持って佇む絵画と、風に揺らぎ漂うインスタレーション。
「定着(Still)」と「浮遊(Float)」。
相反する二つの視座が交差し、ここ(Gallery Blue)で新たな静けさを紡ぎ出す。
<プロフィール>
竹尾 宇加(たけお うか)
1988年 東京生まれ。
仕事をしながら時々絵を描いています。
現在は美学校「絵画部」受講中。
アシュタンガヨガ練習生。
<プロフィール>
沈培慧
1993年中国生まれ。2020年多摩美術大学大学院修了。
美学校で「石版画」、「銅版画」講座修了
都市を歩きながら撮影した写真や記憶の断片を素材に、版画やミクストメディアで「時間の層」を可視化する作品を制作。
バレルロール 山内明日香個展
2025.11.22.sat-11.29.sat open every day
12:00-19:00(last day-18:00)
展示ステートメント
バレルロールとは、航空機が架空の樽の胴をなぞるように螺旋を描く機動の一つである。
品川上空で、羽田空港へ着陸に向かう飛行機の連なりを見た。低空飛行する機体と対峙する位置に私は立っていた。
いつもは遠くで静かに飛び去っていく飛行機が、ほとんど目線の高さでこちらに向かってくる。軽やかに見えた機体は、近づくにつれ鉄の質量として迫ってくる。
その巨大な物体の接近は、地球外からの襲来のシーンを見ているようだった。
機体がちょうど真上に来た時、機体が落とす影で辺りは一瞬薄暗くなる。
エンジンの轟音。
頭の上の巨大な質量。
ゆっくりと通過していくのをじっと待つ最中、緊張が走る。
一機見送ってすぐ後ろを振り返ると、次の襲来がすでに迫ってきていた。
日常の背後では、無数の巨大な存在がぐるぐると周回し我々の後頭部を見つめている。
山内明日香プロフィール
1998年岐阜県出身。2023年多摩美術大学日本画研究領域修了。
浮遊体とそこから連想する物体に興味を持ち、ペインティングを中心に制作している。ペインティングには浮遊物をイメージしたモチーフを3Dモデリングで形づくり、景色を曖昧にぼかした画面に構成するシリーズがある。今展示はこのシリーズを中心に展開する。
主な展示
・シェル美術賞2021(国立新美術館/東京)
・第9回 未来展(日動画廊/東京)
・2人展 タマゴを交換するようなこと(Room_412/東京)
・個展 ルーフトップスポイラー(Gallery Cafe3/東京)
・グループ展 EPIC PAINTERS Vol.13(THE blank GALLERY/東京)
・グループ展 重塑 (UNPEL GALLERY/東京)
詩展「明るい日陰 SUN↔︎SHADE」
川㟢 雄司 KAWASAKI Yuji
2025.11.22.sat-11.30.sun open everyday
12:00-19:00(last day-17:00)
詩展「明るい日陰 SUN↔︎SHADE」ステートメントに代えて
鑑賞において、下記の問いに答えよ
Q:「これは何ですか?」
*1:『これ』のために明け渡された任意の場所を代入せよ
*2:『何』のために明け渡されたあなたを任意の配分で代入せよ
*3:その場所(*1)がどれくらいあなた(*2)であるか、が成立するために
協力している他者の存在の勾配を感ぜよ
*4:*3を無、としたときはその空隙を他者と呼び、生命を与えよ
*5:意味の暗がりを知覚で照らせ
ここは、あなたの記憶と、あなたを巡る記憶との対話であり、自明なるものと未明なるものとの薄暗がり、明るい日陰。無限に揺れ動く発達の場である。
川㟢 雄司 KAWASAKI Yuji
1989年大阪生まれ 2011年武蔵野美術大学造形学部 芸術文化学科卒業 2018年武蔵野大学専攻科 言語聴覚士養成課程卒業
卒業制作で短編小説集を作成し、その後も散文や詩を私家版の本として制作。画家の石神雄介と忍道家の五十嵐剛との4年にわたる共同生活を経て、2015年の初個展で言葉が機能するための場所を構成。生身の個人に直接作用するコトバの探究のために、言語に関連する大脳生理、認知機能、神経心理などを把握する必要を感じ、言語聴覚士の資格を取得。回復期病院にて失語症始め高次脳機能障害などのリハビリを実施。失語症回復過程においての音韻の重要性から、音声および音響の情報処理経路に関心を強める。現在は耳鼻咽喉科に所属し補聴器や人工内耳の調整に従事。 言語の問題に広く関わりながら、詩作を主としつつ平面や立体など文字媒体に限らず、作品制作をしている。
個展 (詩展)
2022年「光の寝床」ギャラリー木川荘 池袋モンパルナス回遊美術館参加
2020年「さっきまでが向こうから歩いてくる」
EFAG East Factory Art Gallery(葛西) *現:東葛西1-11-6-A倉庫
2015年「あわいの結びめ」船橋市民ギャラリー
本 (全て私家版) ・詩集 2021年 「さっきまでが向こうから歩いてくる」
2014年 「あいだであるあなたへ」
2011年 「闇の器」 ・小説
2024年 「毎年犬が嫌いになる」
2014年 「渦」
2011年 「△と鏡」(卒業制作)
・エッセイ
2024年 「白い夢」
・詩画集
2023年 「あなたがいるので」Kasai Art Book Fair 東葛西1-11-6-A倉庫
・図録 2015年 「あわいの結びめ」と同時開催されていた 画家、石神雄介の個展「頂上への沈降」の共同図録。
メゾン・ロンリネス 圡金 個展
2025.11.14.fri-11.20.thu
13:00-20:00
部屋には隣人の気配があちこちから漏れ出ている。
タバコやシャンプーの匂い、掃除機や洗濯機の音、上を歩く音、喧嘩する声などで、
姿の見えない、気配だけの隣人は私の孤独を紛らわせるのと同時に苛立ちも多分に与えてくるのである…
アパートの扉はどれも同じ形をしていて、無機質に番号が割り振られているのみである。
同じ形によって、匿名化されたその扉は
何年住んでも自分の部屋を間違えることがある程だ。
そして、隣人が控えているはずのその奥を想像しようにも、その扉の表面には私(の扉)が重なり、立ち塞がってくる。
異様に密接し合った生活空間で
扉の持つ匿名性や多重性は、他人からの意識や視線に対する魔除けや結界の様な役割を果たそうとしているのではないだろうか。
しかし期待に反して、それは過剰に存在を隠匿し、実体と気配とイメージとの距離を解離させ、隣人の存在を地縛霊のようなものへと変えてしまってはいないだろうか。
この結界を別の角度から乗り越える手段として、
わたしは部屋の中で、隣人の気配から隣人のイメージを想像しようとする。
しかし、今度は気配の混線ともいえるような、全てが一緒くたになったようなイメージしか出てこないのだ。これはわたしの想像力の限界なのだろうか。
それらは多数の気配が絡まり、自分の生活とも重なり、1つ(人)のイメージに集約されたものになってしまう。
扉に阻まれ、気配の群れに埋もれて、
他者のイメージが生まれないこの場所は、
孤独な場所でしかありえないのだろうか。
そこで私は圧倒的な気配を描いてみることにした。
それは暴力的なまでに生活を主張し、他の住民に迷惑をかけながら、
個人の生活として、他の生活の中から分離しようともがくのである。
そうしてはじめて、わたしたちは隣人になれるのではないだろうか。
作家略歴
1998〜
2019シェル美術賞 中井康之審査員賞
2021日本大学芸術学部卒
2021ゲンロン新芸術校6期修了 成果展柳美里賞
2021個展 アパートの自室にて
2022個展 (ミス・ジャッジメント) コウシンキョク
2025 個展(301から) 小金井アートスポット シャトー2F
「喫茶店のうつわ展」
檀上仁美〈うつわ群青堂〉
2025.11.12(水)~11.19(水)
13:00 ~ 20:00 ※金曜休廊
ステートメント
コーヒーカップ&ティーカップ、酒器など冬に向けての器を。
そして初のドローイングの展示をします。
絵には学生時代からずっと苦手意識があり陶器作品には絵付けをした事がありませんでした。
しかし今回急遽展示をさせて頂くことになり、いつもの展示とは違う事がしたいと思い、純喫茶の良さを少しでも伝えられたらと絵を描くことにしました。
大好きな“喫茶店”をテーマにしたうつわと絵の展示です。
ぜひお気軽にお越しくださいませ。
作家略歴
大阪府出身 2012大阪芸術大学工芸学科陶芸コース 卒業
大学卒業後、福岡県小石原村 高取焼鬼丸雪山窯元へ弟子入り、その後上京し関東で作家活動。
2016.11 初個展「檀上仁美うつわ展」スタジオ35分(新井薬
師前)
2023.2 三人展「陶と暮らす」KiKi北千住
2023.6 個展「銘々」Gallery Blue3143(表参道)
2024.4 二人展 広瀬良二×上美「しなやかに硬く、仄かだ」KiKi北千住
2024.11 個展「滔々と」Gallery Blue3143(表参道)
2025.5 個展「点々」Gallery Blue3143(表参道)
2025.11.8.SAT-11.12.WED open every day
12:00-19:00(last day-17:00)
佐藤千織 個展
Chiori Sato Textile Works
ステートメント
散歩や旅先で見つけた落ち葉や花をそっと本に挟んでみたり
旅先の海辺で見つけた小さな貝殻や川辺に落ちていた
白くすべすべになった流木を大事に持ち帰ったり
そんな自然からの贈り物は今は色褪せてしまっていても
それを手に取り眺める時 そこにはそのものの存在だけではなく
その時の空気や思い出につながる静かな時間が流れています
忘れることのできない空の色や海の色 冬の雪景色
森の中で見つける落ち葉や春に咲く花々の色
そんな自然からのインスピレーションを得て
様々な素材の糸を用いて織りなどの技法を使い
作品を制作しています
佐藤千織
I gently put fallen leaves and flowers I find on walks or travels
between the pages of a book, or cherish a small seashell I find on the beach
or a smooth, white piece of driftwood I find on the riverside.
Even if these gifts from nature have faded, when I pick them up and look at them,
I sense not only their existence, but also the atmosphere and quiet moments
that connect to my memories.
The unforgettable colors of the sky and sea, the snowy winter scenery,
the fallen leaves I find in the forest, and the colors of flowers blooming in spring.
Inspired by these natural sources, I create works using a variety of yarns and
techniques such as weaving and other techniques.
Chiori Sato
作家略歴
佐藤 千織
Sato Chiori
1988 東京家政大学服飾美術学科美術専攻卒
1990-1991 Institute of Arts and Crafts Mikkeli, Finland
1994 University of Art and Design Helsinki UIAH,Finland 修了
主な個展
1995 ワコール銀座アートスペース
2005 淡路町画廊
2009-2019 モノギャラリー 吉祥寺
2023 Gallery BLUE3143 南青山
主なグループ展
1997 ギャラリーマロニエ 京都
Gallery Space 21 東京
1999 Gallery Bau Helsinki, Finland
Villa-Roosa Exhibition Orimattila, Finland
2012 安曇野スタイル2012「ちひろの色」展
安曇野ちひろ美術館
2021 佐藤千香子・佐藤千織2人展
「フィンランドからの贈り物」展
銀座三越ジャパンエディション
2022 「イロトリドリ展」
銀座三越ジャパンエディション
ウラサキミキオ 「まどはひらかれとじられる」
わたしたちは世界をガラス越しに見ている。
このガラス・・・一枚に見えて、じつは無数のガラスがつながってできている・・・
それぞれのガラスは「ものの見方」・・・過去から現在までの、あらゆるとき、あらゆる場所で、ひとによって形作られてきたものの見方を表している。このものの見方によって、わたしたちは世界を透かして見ているのだ。
ガラスはいわば夢中で何かをしているときの眼鏡やコンタクトレンズである。われわれはその存在を忘れ、それを通して見えているものが世界の姿だと信じて疑わない。
だが、このガラス・・・強固につながってはいるが、じつはつぎ目に小さなすき間が空いている。ガラスの存在に気付くのも、じつはこのすき間によってなのだ。
すき間を通して別の何かが見えるような気がする・・・だが、すき間があまりに小さなため、その何かが何であるのかわからない。いや、そもそもそれがあるのかどうかさえ確かではない・・・おまけにこのすき間・・・あるときには空いていたかと思うと、次には塞がっていたりするのだ。
すき間を通して見える別の何かとは「本当の」世界のことなのだろうか・・・もしかしたら、それはわれわれが願いを込めて抱いている幻想なのであって、じつは何もないのかもしれない・・・ガラスに映し出された、その虚像こそがじつは実像なのであり、わたしたちの世界なのかもしれない。
だとしたら・・・
それでも・・・
このガラスに空けられたすき間をわたしは「まど」と呼ぶ。なぜなら、それらは開いたり閉じたりしており、向こう側には何かが見えるような気がするからだ。
わたしにとってリアルなこと・・・それは、いま、目の前でまどが開かれとじられていくこと・・
わたしにできること・・・それは、いまここで繰り広げられている不思議な出来事を語ることである・・・「いま、ここ」にあるそれが不思議なものであり、本当にあるものなのか、それを「いま」ではない「ここ」にいない誰かを通して確かるために・・・
2025.10.24 Fri - 11.3 Mon 12:00-19:00
Gallery Blue3143 / 港区南青山3-14-3-1F
1965 広島市生まれ
1989 多摩美術大学美術学部絵画学科油画専攻卒業
個展
1989 田村画廊、東京
1997~‘98 ギャラリィK、東京
1999 ギャラリーQ、東京
2000~‘24 毎年 ギャラリィK、東京
2024 Gallery Blue3143、東京
主なグループ展
2003 「タイランドの子どもたちに本を届けたい」ギャラリィK、東京
2010 「Art For Two」ギャラリィK、東京
2015 「3331 ARTFAIR 2015」3331 Arts Chiyoda、東京
2019 「Contemporary Painting Exhibition」The Brick Lane Gallery、London
2023~‘25 「美しい時間」ギャラリィK、東京
2024 FACE2024、東京
王蕾 Wang Lei「すわるもの」
小さい頃の記憶をたどると、なぜか「もの」が真っ先に浮かんでくる。ブルーの布で覆われたソファー、ガラスの花瓶、格子柄のシーツ……
今回は、自分の「ものシリーズ」第一弾として、「すわるもの」に焦点を当てたい。高いもの、低いもの、丸いもの、四角いもの……「すわるもの」の造形のほか、独自の空気感、周囲とのコミュニケーションに魅力を感じる。その魅力を絵に留めたい。
2025.10.24 Fri - 11.3 Mon 12:00-19:00
Gallery Blue3143 / 港区南青山3-14-3-2F
中国生まれ
2013 水彩画を中村愛氏に師事
2020-2024 美学校造形基礎、ドローイング講座、ペインティング講座在籍
■個展
2016 銀座月光荘 透明水彩
2017 銀座月光荘 透明水彩 2018 銀座月光荘 透明水彩 2020 Gallery HANA下北沢 透明水彩
2023 美学校スタジオ 「Just Around the Corner」
2024 Gallery Blue3143 「人煙」
■グループ展
2023 Turner Gallery 美学校生涯ドローイング、ペインティング講座修了展「ドロペイ」
2025 横浜市民ギャラリーあざみ野 美学校ペインティング講座修了展「Little Solid」
2025 Alpha Contemporary 「アトリエの外のアーティスト:仕事と遊びの間」
GEGENTIBU個展
鉄塔あるいはアルケミスト〜線と翼が交差する一瞬
2025.10.10 Fri - 10.19 Sun 13:00-20:00
Gallery Blue 3143 / 港区南青山3-14-3-2F
ステイトメント
私は草原に生まれ、小さな町で育ち、その後都市で暮らすようになりました。
かつての牧草地に初めて鉄塔が現れたのは2003年、発電所の建設とともに。それらは遠くから来た“怪物”のようであり、同時に静かに佇む“巨人”でもありました。
鉄塔は現代の象徴であると同時に、私にとっては内面の変化や記憶の断片でもあります。
都市での生活が続く今も、私は鉄塔の姿を忘れることができません。それらに人格と精神性を与えるように描くことで、自身の経験や感情を紡いでいます。
作家略歴
略歴
1984年 内モンゴル上都鎮生まれ
2018年 来日、東京都在住
学歴
2003–2007 内モンゴル大学芸術学院美術学部油画専攻 卒業
2007–2010 内モンゴル大学芸術学院大学院美術学修士課程 修了
2022–2023 美学校「造形基礎1」「生涯ドローイングセミナー」修了
2023–2024 美学校 「ペインティング講座(油絵中心)」修了
個展
2024年9月 2人展「ENCOUNTER – GEGENTIBU + RIKOUA」
The Artcomplex Center of Tokyo(東京)
グループ展
2025年6月 「LITTLE SOLID」
横浜市民ギャラリーあざみ野(神奈川県)
2024年11月 「柔らかな世界 – モンゴル趣味の装置展」
研何SPACE(北京)
2024年4月 「十二景」
横浜市民ギャラリーあざみ野(神奈川県)
2023年3月 ф36°グループ展「他郷・自郷」
熊谷守一美術館(東京)
2022年9月 アジア圏出身作家と日本人作家のグループ展(第2回)
The Artcomplex Center of Tokyo(東京)
鍋田庸男個展
静物の場所 STILL LIFE -There's a place
Sitting in an English waiting for the sun
2025.10.10 Fri - 10.19 Sun 13:00-20:00
Gallery Blue 3143 / 港区南青山3-14-3-1F
ステイトメント
光と影。色とカタチ。水平と垂直。構造と風の流れ。
目に見えるモノ。目に見えないチカラ
自然律[自然世界の静謐な決まりゴト]のカ・イ・カ・ン
恐れずに言うなら絵画でもなく彫刻でもない
「そこにある静物 - Still life」を作りたいと思っている
作家略歴
小略歴
主な個展 〜2010年以降
2010 ギャラリーメスタージャ
2011 Azabujuban Gallery
2012 アートコンプレックスセンター
2014 アートコンプレックスセンター
2015 Azabujuban Gallery
2016 Azabujuban Gallery
2017 HIGURE17-15 Cas (+宮嶋葉一)
2018~23 アートコンプレックスセンター
2023~25 Gallery Blue3143
「ほのめく気配」 倉田紗希 個展
2025.9.25 Thu - 10.5 Sun 13:00-20:00 月曜休廊
Gallery Blue 3143 / 港区南青山3-14-3-1F・2F
展示ステートメント
毎日使うスーパー、遠回りした時の道、地元の風景。
街を歩いていて気になる風景を見つけると立ち止まる。
「この感じ知ってる」、の気配を纏っている風景。
道路の幅や、建物どうしの間隔など、色んな要素が合わさった時、この気配は自分が昔感じたものだと類似性を感じて懐かしく思う。
その気配を記録するように絵に描いている。
・作家略歴
1993年 三重県生まれ
2017年 東京芸術大学 美術学部 彫刻科卒業
現在、東京を拠点に活動中。
<展示>
2025 「夜のグミ」HIRO OKAMOTO/東京
2024「DAY」Gallery Blue3143/東京
2022 「Memento Mori〜死を想え、今を生きよ〜」藝大アートプラザ/東京
2016 「木のシンギュラリティ」旧平櫛田中邸/東京
<受賞歴>
2025 「FACE2025」入選
2021 「FACE2022」入選
「アンツ・リリーフ・ ミー!」Nachara 個展
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Nachara個展
「アンツ・リリーフ・ミー!」
2025/9/12(Fri) - 9/21(sun)
13:00-20:00 ※9/16(Tue)休廊
Gallery Blue 3143 (@galleryblue3143_aoyama)
東京都港区南青山3-14-3
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Statement
私は蟻の行列を見るのが好きだ。蟻の行列を見ていると、そこはただ続いている地面でしかないという事実を思い出すことができ、ほっとする。タバコの吸い殻の上も、ハンガーの針金の側面も、ただのデコボコでしかなくて、蟻がそこを通ると全てのものが社会的な意味から解放されて、純粋な形に還るようだった。私の顔の上にも蟻が歩いてくれればいいのにと思った。ただのありきたりな丸に戻るために。
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作家プロフィール
Nachara
ペインター。都市に生息する昆虫や植物に対して抱く愛着、自分自身の生活とそれらの自然物との関係性に関心を持ち、ペインティング、彫刻を中心に作品を制作している。主なペインティングのシリーズに、16:9比率のキャンバスに昆虫や植物をモチーフとしたイメージを描き、その上に既存の映像作品からサンプリングされた字幕を描くことで、存在しないワンシーンを描くRANDOM SCENESシリーズがある。主な展覧会は2025年個展「4-8-12」EVERANDART(東京), 2024年「今夜、キリマンジャロへ飛ぶ」東葛西1-11-6 A倉庫(東京), 2023年個展「RANDOM SCENES」Galley Blue 3134(東京), 2023年「TEA TIME」Gallery Stair(韓国ソウル)など。
「母なる大地、父なる空」 岩﨑拓也 個展
2025_08/22 (Fri) - 08/31 (Sun)
12:00-19:00
open everyday
Gallery Blue 3143 @galleryblue3143_aoyama
東京都港区南青山3-14-3
・展覧会ステートメント
キャンバスに描いた絵は自分を映し出す鏡。
私の今の心情が絵の具となって、勢いのよい筆運びで心が描き写されていく。
気持ちを込めて絵を描きたいと強く思い始めるようになり、
絵というものは細かく繊細に。という自分の固定観念が少しづつ変わり始めた。
もっと自由に気持ちよく、心のままに穏やかな気持ちで、時には感情的で情熱的に、絵を描けたらいいなぁと思っている。
コンセプトやテーマに縛られることなく、見る側も描く側も心地よく「いいなぁ」と思う絵を描きたい。
終始気持ちよく筆を走らせ、ちょうどいいところで筆を置く。
生活する中で起こる感情の起伏や心境を表現するような絵を描きたい。
そして愛のある絵を描きたい。
愛を感じることができるモチーフは描いていて気分がいい。心が和らぐ。そんな心地の良い状態で常に描きたい。
・作家略歴
1988年 神奈川県横浜市生まれ。
2022年 東京芸術大学大学院美術研究科修士課程絵画専攻油画技法・材料研究分野 修了
2019年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2009年 日本工学院専門学校インテリア・プロダクトデザイン科 卒業
【展示】
2025年 個展「辺境散歩」/gallery fu
企画展「Art Jungle~藝大動物園~」/藝大アートプラザ
2024年 個展「秘密の花園-珍獣図鑑-」/gallery fu
企画展「Art Jungle~藝大動物園~」/藝大アートプラザ
2023年 個展「小さいおじさんの物語」/gallery blue
企画展「Dessin」-モノクロームの表現- /Gallery邨
2022年 個展/永井画廊
2020年 第38回上野の森美術館大賞展/上野の森美術館
日本の絵画2020/永井画廊
2019年 企画展「Dessin」-モノクロームの表現- /Gallery邨
2019年 「天空の芸術祭2019」-記憶の場所、巡る時間-
2018年 秘蜜の花園(3人展)/MASATAKA CONTEMPORARY
2018年 「渡、界。」/de heart center gallery(上海)
2018年 第一回アジア太平洋美術展(首届亚太艺术展、中国)
【受賞】
2025年 横浜本牧絵画館 第7回 作家・研究者支援プログラム選出
2020年 公募 日本の絵画2020/大賞
2020年 第38回上野の森美術館大賞展/入選
2019年 第67回 東京藝術大学美術学部/大学院美術研究科 卒業・修了作品展/取手市長賞
Gallery Blue 3143 Exhibition
「 oumagatoki 」
【概要】
◼田中崇 @takashitanaka_capsel
◼早野樹 @itknoitknoitkno
◼2025_08/2(Sat) - 08/10(Sun)
◼13:00-20:00
◼opening reception
08/02(Sat)_17:00-20:00
◼Gallery Blue 3143 @galleryblue3143_aoyama
東京都港区南青山3-14-3
Graphic / Caption design
kenji noda @kenjnoda
本展示をするにあたって2人の制作について話を掘り下げたとき、早野にとっての制作は遊戯のようであり、田中の制作は記録のようであった。
田中は自身の記憶をモチーフに、デジタル編集を加えた平面作品を制作しているが、目指すところは「再現」ではない。彼は「光」や「情景」を記憶の中から抜きとった後、制作時の心理状態と合わせてそれらを平面上に写している。この工程を聞いたとき、過去の光で現在を写した「写真」のようだと感じた。
早野は手捻りで陶芸作品をつくっており、肉体に対する彼の興味が作品を「生物 (ナマモノ)」にする糧となっている。作品において、土に形を強いるのでなく「対話」も必要であり、それが次第に増す中での制作は形を見つける「遊び」のようであるらしい。
それぞれの作品における「時間の蓄積」方法も違いがあった。手捻りによる造形は時間の重なり合いを残し、制作が進むにつれ膨張するように空間に対する圧力となっていくが、田中の作品では対照的に、時間の重なりは平面作品に奥行きを出すように背後へと伸びていき、これは彼の制作手法を知ることで見えてくる部分だ。
このような違いは、「差」というより「境界」である。日本には似た表現で「敷居」という言葉がある。敷居は内と外を分け、これ自体はどちらにも属さない中間の存在であり、「踏んではいけない」とタブー視されるような「不安定な場所」とされてきた。「逢魔が時」という言葉はこれと同じ意味があり、昼でも夜でもない中間の時間を指す。言わば、中間や境界は「見えないものに出会う場所」と伝えられているのだ。
互いの立場と作品の違いによって見えてきた距離を我々は「間 (ま)」と呼ぶことにし、その「間」と共に作品たちが1つの空間へ収まったとき、空間は区切られるのか、それとも調和をもって作品は1つになるのだろうかと疑問を持った。本展示は踏み入った誰しもが境界をまたぎ分け入ることで、それを捉えるための手段になるのである。
sandbox 002 solo exhibition YORI NAMIOKA
2025.7.18(Fri)~7.23(Tue)
13:00 ~ 20:00 closed (open everday)
ずっと自分の庭を育ててきましたが、ようやく皆さんをご案内できる状態になりました。
織ったり、縫ったり、縮絨した草花をぜひ見にきて下さい。
作家ステートメント
植物たちは1日では大きくなりません。日々の中でふとした時に成長を感じ嬉しくなります。私が制作する理由も同じで、時間をかけて繊維を積層させながら作品を育てるという感覚で綴織やフェルトティング、手刺繍をしています。
日々育てた植物たちが、見た人の心をウキウキさせるよう、願いをこめて。
アーティストプロフィール
1997年 東京都出身
2016年 東京都立工芸高等学校 マシンクラフト科 卒業
2023年 東京藝術大学 工芸科 卒業
2025年 東京藝術大学 美術研究科 工芸専攻染織研究室 修了
受賞歴
2023年 台東区賞奨励賞 受賞
展示歴
2022年 二人展「oio!」
2023年 第71回東京芸術大学卒業・修了展
グループ展「all my love」
2025年 第73回東京藝術大学卒業・修了展
KIMONO ICHI vol.1
2025.6.26(木)-6.29(日) 12-19時
ギャラリーオーナーの伯母と知人から譲り受けた着物を展示いたします。
伯母は銀座にあった工芸芥川の着物がお気に入りでした。
自然の染め色。
織りなす糸と風雅な文様。
夏の風をまとうような風合い。
四半世紀のときを越えたビンテージの見事な品々をぜひご覧ください。
気になるお着物がありましたら、インスタメッセージまでご連絡ください。
「写実絵画?」 松尾健生 個展
2025.7.4(金)ー7.13(日)13:00-20:00
Gallery Blue 3143 / 東京都港区南青山3丁目14−3-1F.2F
「写実絵画」という言葉があります。それが指すものは、光学的な性質を持った具象絵画であることが多いです。
けれどそれは本当に「現実」を写しとっているのでしょうか?
昨今では技術の発達により、所謂「光学的でリアル」なイメージを、誰でも簡単に、タップ一つで生成することができます。
現代においてそういったイメージが持つ「リアリティ」とは何なのでしょうか。そして、それらをどのように認識し、扱っていくべきなのでしょうか。
一方で画家は何百年、もしくは何千年も前から、光学的なイメージに魅了され、それらを描いてきました。僕もその1人です。
それの魅力を存分に表現すること、そして、この時代に見て描き、絵の具に置き換えることの意味。そうすることで発揮される絵画の魅力。
以上のことをテーマに今回の展示は制作をしました。是非足を運んでいただければ幸いです。
松尾 健生
作家略歴
2000年生まれ
2023年大阪芸術大学美術学科油画専攻卒業
2025年東京藝術大学大学院油画技法材料研究室入学
Full Steam
2025.6.25(水)ー6.30( 月)12:00-19:00 /最終日- 17:00
Gallery Blue 3143 / 東京都港区南青山3丁目14−3-2F
・展示ステートメント
少し前、SNSであるポストが流れてきた。昔のドラマの、車が爆破・炎上するシーンだけを抽出してアップするアカウントだった。カーチェイスの末に、逃げ出した末に、うっかり障害物にぶつかって、カーブで曲がりきれなくて、など過程にはいくらかバリエーションはあるようだったが、どの車も全速力で爆破炎上へ向かっていく。
なんだかそれが気になって、長い時間その動画群を眺めていた。
ーーーーー
「立入禁止 地獄内は危険です」
長崎県のある温泉地に置かれた、立て看板に書かれた言葉である。
ゴツゴツした岩場の隙間から絶え間なく湯けむりが上がり、その様子が「まさに地獄のよう」として一帯は地獄の名前がつけられていた。クリスチャンの祖母と母と休み休み周り、途中温泉卵などを食べながら、地面から煙が上がると地獄なのか、とぼんやり思ったのを覚えている。
ーーーーー
車の爆煙か湯けむりか、丁寧に言うとまるで別物だが、とにかく、煙が上がっている状態は、現世の生活から少し浮いている。その状況をスクリーンショットして実在の場所から切り離せば、もはや事故が本物か演出か、地獄か湯けむりか、よくわからなくなってくる。地面からあがる煙だけが、そこにある。
・作家略歴
1992 東京生まれ、東京都在住
2018 東京造形大学院 造形研究科造形専攻美術専攻領域修了
主な展示歴
個展
2018 ハプニングの居所(文房堂Gallery Cafe)
2019 Good Trip (SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS)
2021 矢継ぎバカンス(THE blank GALLERY)
2021 バトル(gallery blue3143)
2023 object(SHIBUYA PUBLISHING & BOOKSELLERS)
2023 Praise You(一日)
グループ展
2018 EPIC PAINTERS Vol.4 (THE blank GALLERY)
2018 SHIBUYA STYLE Vol.12 (西武渋谷店 美術画廊)
2019 今の時代のニュードキュメンタリー展 (アーツ千代田3331)
2019 VIEWS and FACES (THE blank GALLERY)
2022 “10 YEARS UNPLANNED”(THE blank GALLERY)
2024 PAPER WORKS 2024(THE blank GALLERY)
2024 somewhere in between vol.2(THE blank GALLERY)
他
Yoshiko Fujita 10th Anniversary Exhibiton
Red,Blue,Drapes and Ribbons
2025.6.19(木)ー6.22(日)12:00-19:00 /最終日- 17:00
Gallery Blue 3143 / 東京都港区南青山3丁目14−3
本展は、藤田淑子の作家活動10年目を1つの節目として行うイベントです(実際には11.5年目くらいですが)。
10年間の活動を経て私の見出した方向性は、消費行動を促すような商業的なアーティストを目指すことではなく、よりパーソナルで純粋な芸術活動を続けていくことでした(作品の販売をやめるという意味ではありません)。
顔にドレープカーテンのかかった少女「カーテンガール」の描かれたアクリル画は私の代表作ですが、今回はアクリル画以外にも様々な作品(ドローイング、半立体作品、現代短歌、他の作家とのコラボレーション作品など)が会場に並びます。また、芸術活動とは真逆の方向性のものとして別名義で行っているハンドメイド作家活動も一部お見せします。
「直感を信じる」
これは私の座右の銘です。
誰かにとって直感的に面白いと思えるものがこの展覧会の中に1つでもあれば、作家にとってこれほど幸せなことはありません。
【略歴】
2013年 大学在学中に作家活動を開始
2014年 東北芸術工科大学デザイン工学部グラフィックデザイン学科卒業
2018年 初個展「I am a Girl」/スタジオ35分(東京都)
2020年 第23回岡本太郎現代芸術賞展(入選)/川崎市岡本太郎美術館(神奈川県)
2021年 六甲ミーツ・アート芸術散歩2021/六甲山(兵庫県)
2022年 あまがさきアート・ストロール2022/阪神尼崎駅周辺(兵庫県)
2023年 個展「Swaying -カーテンのゆらめき-」/GALLERY 04街区(大阪府)
2024年 二人展「blink」/Gallery Blue 3143(東京都)
廣瀬 颯 個展
2025.6.7(土)ー6.15(日)13:00-20:00 休廊なし /最終日- 17:00
Gallery Blue 3143 / 東京都港区南青山3丁目14−3-1F
展覧会コメント
俺は車の助手席に座っている。となりには知らない運転手がいて俺の合図を待っている。
どこまで走るのだろうか?どこへ向かうかもわからない。どうしたら出発の合図を出せるのだろうか?
作家略歴
廣瀬颯
1997年滋賀県生まれ。
京都造形芸術大学 情報デザイン学科 イラストレーションコース2019年卒業。
近年の主な展覧会に「art drops」(2021、大阪)、「UNKNOWN ASIA 2021」(2021、大阪)
「HILLS ZINE MARKET 2022」(2022、東京)などがある。
個展「SUPER☆NERF Ver.1.0.0」(2022、京都)
2023年6月には個展「ME,MO」をGallery Blue3143にて開催した。
また、2020年3月にはAce Hotel Kyoto内の3F喫煙ルームにて壁画を担当した。
井上 厚 個展
2025.5.23(金)ー6.1(日)12:30-19:30 26日(月)休廊
Gallery Blue 3143 / 東京都港区南青山3丁目14−3-1F,2F
展示ステートメント
大学は油画科に入学し三年次から版画を専攻しました。在学中から木版画を制作し
発表を続けて来ました。ある時から立体作品も手掛けるようになり、木彫、パート・ド・ヴェール(ガラスの立体)を制作しました。今回は、張り子技法を使い内部にLED照明を仕込んだ作品に挑戦しました。小さな木彫やパート・ド・ヴェールと組み合わせたものなど、様々なヴァリエーションを展開しています。尚、新作の木版画も合わせて展示します
略歴 1962 東京に生まれる
1986 東京造形大学油画科卒業
1988 東京芸術大学大学院版画専攻修了
1991 ABERDEEN INTERNATIONAL YOUTH FESTIVAL(スコットランド)招待参加
1991~93 東京芸術大学美術学部非常勤講師
1994~95 文化庁芸術インターンシップ研修
1999~04 埼玉大学教育学部非常勤講師
2002~03 明星大学日本文化学部造形芸術学科非常勤講師
2011 明星大学造形芸術学部非常勤講師
グループ展 1986 第54回日本版画協会展 (東京都美術館)[~2005まで出品]
第5回ソウル国際版画ビエンナーレ(韓国)
1987 第2回和歌山版画ビエンナーレ(和歌山県立近代美術館)
第17回リュブリアナ国際版画ビエンナーレ(ユーゴスラビア)
第3回西武美術館版画大賞展(西武美術館)
1988 第56回日本版画協会展[準会員推挙、その後2006年に退会]
1989 第4回中華民国国際版画ビエンナーレ展、第5回(92)、第10回(01)(台北市立美術館)、
1990 ビエラ国際版画ビエンナーレ(イタリア)
現代の版画1990(渋谷区立松濤美術館)
1991 ABERDEEN INTERNATIONAL YOUTH FESTIVAL (SCOTLAND)
2002 第2回山本鼎版画大賞展(長野)、第4回(08)
2003 Ink from Wood:Two Traditions(コネティカット、アメリカ)
2005 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ 2005(多摩美術大学美術館)
2010 あおもり国際版画トリエンナーレ2010(青森)
版・印-日本版画テーマ展(国立台湾美術館)
第一回リトルクリスマス展(以降全十回毎回参加)
2011 第7回飛騨高山現代木版画ビエンナーレ(岐阜)第3回(03)、第6回(09)
2012 第11回南島原市セミナリヨ版画展(長崎)
2015 東京国際ミニプリント・トリエンナーレ2015(多摩美術大学美術館)
2023 西多摩の作家展(奥多摩町立せせらぎの里美術館)
個展 1992,94 渋谷西武美術画廊(西武百貨店渋谷店B館)
1997 アートギャラリー タピエス(神戸)
1998 福原画廊(銀座)( 以降 00、02、04、07、08 )
2003 楓画廊(新潟)( 以降 08、11 )
2004 GT2(ギャラリー椿·京橋)
2005,08 樹樹画廊(名古屋)
2008 ギャラリー トレンド(愛媛)
2011 アートギャラリー ミューズ(群馬)
2013 パレット画廊(山口)
2015 奥多摩町立せせらぎの里美術館(東京)
受賞 1987 第55回日本版画協会展《 奨励賞 》
1989 第4回中華民国国際版画ビエンナーレ展(中華民国)《 佳作賞 》
2003 第3回飛騨高山現代木版画ビエンナーレ(岐阜)《 奨励賞 》
2011 第7回飛騨高山現代木版画ビエンナーレ(岐阜)《 準大賞 》
収蔵 町田市立国際版画美術館(東京)、台北市立美術館(中華民国)、多摩美術大学美術館(東京)
アバディーン アートギャラリー(スコットランド)、高山市(岐阜)、鹿沼市立川上澄生美術館(栃木)
取り扱い画廊 ギャラリー椿(京橋)・吉祥寺美術館(武蔵野市)・楓画廊(新潟)・養清堂画廊(銀座)・パレット画廊(山口)
light for see, light for 奥山鼓太郎 個展
2025.5.9(金)ー5.18(日)13:00-20:00 (月)休廊
Gallery Blue 3143 / 東京都港区南青山3丁目14−3-1F,2F
展覧会ステートメント
貴方は、このテキストをどのように読んでいますか、見ていますか。
ギャラリーにお越しいただき、壁に貼られた、印刷された紙の上のインキの文字を、スポッ
トライトが反射した光を見ていますか。
それとも、スマートフォンやパソコンの画面の中の、このステートメントが掲示されている
写真の中の文字を読んでいますか。
もしくは、デジタル上のテキストとしてのこの文章を読まれているでしょうか。
自分の制作は、これです。
今回展示する作品をつくる時、考えていたのはこの、絵画にとってのこんなことです。
絵画をつくるという制作行為の内にある素材や技術の構造、そしてそれらの関係性を改めて
捉え直すことを目指しています。このような作品を制作し始めて4年程、個展としてまとまっ
て発表できる初めての機会なので、過去作も新作も出してきて自己紹介のような展示にしたい
と思いました。
「絵画らしさ」と「見ること」って何か、特に最近考えています。
奥山鼓太郎
作家略歴
東京都出身
2021 東京藝術大学 美術学部絵画科油画専攻 卒業
2024 東京藝術大学大学院 美術研究科絵画専攻油画技法・材料分野 修了
現在 同大学院 博士後期課程 在学
主な展示
2022 個展「うしろのうしろ 」(REIJINSHA GALLERY)
2024「KAMIYAMA ART 10th Exhibition」(AXISギャラリー)
「絵画の筑波賞展」(豊里ゆかりの森美術館・アーロンギャラリー)
「tagboat Art Fair 2024」(東京都立産業貿易センター浜松町館)
「第72回東京藝術大学 卒業・修了作品展」(東京藝術大学)
2023「SHIBUYA STYLE vol.178」(西武渋谷 美術画廊・オルタナティブスペース)
「NEW WAVE」(tagboat)
2022「GEISAI#21」(東京ビッグサイト)
2021「TURNER AWARD 2020」(TURNER GALLERY )
点々 檀上仁美 個展 〈うつわ群青堂〉
2025.5.2(金)ー5.6(火)12:00-20:00 最終日 -18:00
Gallery Blue 3143 / 東京都港区南青山3丁目14−31F
緑の芽吹く 5月、冷たいものが飲みたくなる季節なので口
たりの良い薄口のカップを鮮やかな緑や(珍しく)明るい色で作りました。
点々と、様々なカップや大皿小皿小鉢、花入れ、額型陶板、大きな壺、そして益子で焼いた猫のお地蔵さま...色々なものが点々とある予定です。
ぜひお越しくださいませ。
〈作家略歴〉
大阪府出身 2012 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース 卒業
大学卒業後、福岡県小石原村 高取焼鬼丸雪山窯元へ弟子入り、その後上京し関東で作家活動。
2016.11 個展「檀上仁美うつわ展」スタジオ35分(新井薬師前)
2020.10 POPUP「URAWA ROOMS」伊勢丹(浦和)
2022.12 企画展「大フリースタイル陶芸展」亀戸アートセンター(亀戸)
2023.2 三人展「陶と暮らす」KiKi北千住(北千住)
2023.6 個展「銘々」Gallery Blue3143(表参道)
2024.4 二人展 広瀬良二×檀上仁美「しなやかに硬く、仄かだ」KiKi北千住(北千住)
しずくが繋ぐ3人展
2025.4.24(木)ー4.29(火)12:00-18:00 最終日 -17:00
Gallery Blue 3143 / 東京都港区南青山3丁目14−3
三者三様の作家活動をして来た中、2023年10月、千葉県の九十九里で開催された「くらしずく」というクラフトイベントに同時出展。
暮らしを豊かに、そして身につけると自然と背すじが伸びるような、そんなこだわりの詰まった3人展です。」
お洋服を纏う心地よさ
ちょっと背伸びした籠バッグでワクワク
宝石を身にまとうキラキラ
この3つのコンセプトが一ヶ所にギュっと揃います。
装身具 : Pinedoor
@pinedoor_
服飾 : スヌイ日服
@su_nui2017
山葡萄籠 : 十月箱
@oct_box
Spring has come!
矢野 佑貴 個展
2025.3.29(SAT)ー4.20(MON)13:00-20:00 月曜日休廊
Gallery Blue 3143 / 東京都港区南青山3丁目14−3
展示ステートメント
私は連想をもとにイメージを結合させて、作品制作を行なっております。
しかし今展覧会ではそのような作品もありますが、連想というにはあまりにも突然のイメージの出会いが見受けられます。
春の陽気に誘われたのでしょうか。
新たに芽吹いたイメージが春を謳歌するさまを、会場でご覧いただければ幸いです。
Spring has come!
作家略歴
1988年 愛媛県生まれ。
2024年 東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程油画研究領域修了
2014年 安宅賞
2015年 東京藝術大学卒業制作展 台東区長賞 サロン・ド・プランタン賞 O氏記念賞
2016年 神山財団芸術プログラム奨学第3期生
2017年 VOCA展2017(上野の森美術館)
2020年 佐藤国際文化育英財団第29回奨学生美術展(佐藤美術館)
2022年 個展(Gallery Blue3143)
2023年 東京藝術大学大学院美術研究科 博士審査展 野村美術賞(大学美術館収蔵)
Wind Cage
Yuka Shigihara Solo Exhibition
2025.3.15(SAT)ー3.24(MON)12:00-19:00
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3
展示ステートメント
アトリエの傍には小さな川が流れていて、天気のいい日にはよく川沿いの遊歩道を歩く。道端に植えられた木々が光のしま模様をつくり、行く先を照らしては遠ざかる。空を横切る鳥のシルエットや、波打つ水面に反射する陽の光、抜けるような青空に枝を伸ばす裸木、風を受けてさらさらとそよぐ葦などが、現れては過ぎ去ってゆく。風景は留まることなく流れ、眼差しからすり抜ける。そして、それゆえに、風が心の中を通り抜けるのを感じる。
アトリエに戻り、ソファに腰掛ける頃には、それらの風景はすでに遥か遠いものになっている。かつて出会い、別れてしまった誰かのように、その顔貌も、声も、匂いも、正しく思い出せば出そうとするほど遠のいてゆく。私は目の前の作業を進める。膠を引き、地塗りをし、油絵具を乗せたり拭き取ったりする。手を動かしていると、外で両足を交互に繰り出しているときのように、時折何かが心を掠めてゆく。そして、ある瞬間、キャンバスの向こうに風を感じる。その風はどこからやってきたのだろうか。私はキャンバスから距離を取り、眺め、いくらか調整し、それを絵画と呼ぶことに決める。
風は空気の流れであり、止まることはない。風は流れているし、私たちもまた流れている。あの光、あの音、あの温度。それはどこにも位置することはないし、どこにでも位置することができる。だからこそ、私は私の中のずっと遠くにある風景を見つけようとする。形にならず解けてゆくとしても、その存在だけは確かであり、そのために私は絵を描く。
私たちは風を感じることができる。
絵画はただそこにある。
──風の檻について Mar. 14th, 2025
作家略歴
神奈川県生まれ
2022年 武蔵野美術大学造形学部油絵学科油絵専攻 卒業
2024年 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻 修了
そのタイム
長谷川博子 個展 立体と絵の展示
2025.3.2(SUN)ー3.12(WED)12:00-19:00
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3
展示ステイトメント
それぞれの所にそれぞれの時間があるようだ。と何度も浮かんでくる日々でした。
普段は東京に住んでいますが、今回は主に三重で制作をしました。家が竹林に囲まれていて緑が近い制作期間でした。そこで作った立体作品と油絵の展示をします。
作家略歴
長谷川博子
1993年三重県生まれ。2021年東京芸術大学大学院美術研究科を修了。
主な展示
2024 「DAY」Gallery Blue 3143(二人展/東京)
2024 「透明な部屋 : つかみ取れない遠い今」MJK Gallery(二人展/東京)
2023「Hiroko Hasegawa exhibition」Gallery Blue 3143(個展/東京)
わたしがカモメになった日
小島平莉 個展
The day I Became a Seagull
Heiri Kojima Solo Exhibition
2025.2.21(FRI)ー2.28(FRI)12:00-19:00 *Last day until 17:00
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3
展示ステートメント
私は、周囲の身近な他者との間で起こった出来事から着想を得て、研究制作を進めています。今回
の展示では、以前から取り上げている、「逃避行について」を起点に、文様を描いた作品群を発表し
ます。「逃げること」は、日常生活ではたいていの場合、ネガティブな事として取り上げられますが、私
は「生きるために死から遠ざかる行為」だと考え、肯定的に捉えています。文様が持つ他の文化に柔
軟に溶け込む性質に注目し、場所から場所へと軽やかに逃亡したいという自身の願いと重ね、作品
内に用います。
【作家略歴】
小島平莉
2001年、神奈川県生まれ。多摩美術大学大学院テキスタイルデザイン領域在籍中。
【主な受賞歴】
2024年 「SICF25」 EXHIBITION部門 スパイラル奨励賞
2023年 制作・展示支援プログラム Artists in FAS 2023 選出
【主な活動】
2024年 二人展『アイランドエッジ』(KOGANEI ART SPOT/東京)
2024年 「SICF25」 EXHIBITION部門 (スパイラルホール/東京)
2023年 制作・展示支援プログラム Artists in FAS 2023(藤沢市アートスペース/神奈川県)
2023年 東京DESIGN FESTA Vol.58 ライブペインティング(東京ビッグサイト)
2023年 「KHiO×TAU国際共同教育プロジェクトconnecting wool」(ノルウェー大使館、オスロ国立
美術館)
2023年 「多摩美術大学テキスタイルデザイン専攻卒業制作展Baumkuchen」(スパイラルガーデン
/東京)
2023年 「多摩美術大学卒業制作優秀作品選抜展」(多摩美術大学八王子キャンパス/東京)
2022年 「Glasgow School of Art Year 3 Fashion & Textile showcase」(スコットランド・グラスゴー)
あすこここ 本多周 個展
2025.2.4(TUE)ー2.15(SAT)12:00-18:00 open everyday
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3 1F
展示ステートメント
「あすこここ」とは妖怪の名である。
江戸時代に描かれた百鬼夜行絵巻(松井文庫)に登場し、黒雲の中で複数の妖怪の顔が見え隠れしている姿で描かれている。
絵と名前しかないためどういった妖怪なのか詳しくはわからないが、言葉の意味は「あそこにも、ここにも」ということらしい。一見奇妙な言葉にも思える「あすこ」と「ここ」は、単に黒雲の中に現れた様々な顔の様子をそのまま表現したものなのかもしれない。百鬼夜行絵巻(松井文庫)では一体の妖怪につき一つの名前が与えられている。故に、妖怪の名であることに間違いはないが、この「あすこここ」という言葉は、神出鬼没である妖怪という存在そのものの特性をよく表したものにも思えてくる。
私はよく散歩をするのだが、その道中で次々に出会う風景に幼い頃から慣れ親しんだ妖怪の存在を重ね合わせることがある。「あの木の形が面白い」「あの建物の影の落ち方が不気味だ」といった具合に、良いと思った風景や何かあると思った風景は、写真を撮って現像しアルバムに収めている。写真を見返してやっぱり良いなと思ったものには、たとえ、何気ない風景であっても何か怪しげなものの存在が見え隠れし、絵に起こした時に何かが現れ出るようなそんな気がしている。
そうして採集した絵は私にとっての妖怪図鑑であるし、私はそれを眺めてはあそこにもここにもいる妖怪の気配を楽しんでいる。
作家略歴
1997年 埼玉県生まれ
2022年 東京藝術大学美術学部絵画科油画専攻 卒業
2024年 東京藝術大学院美術研究科 油画技法材料研究室 修了
主なグループ展
2024年 二人展「幽界通信」CASHI、東京
2024年 第5回「絵画の筑波賞」展 アーロンギャラリー、東京
2024年 第 72 回 東京藝術大学卒業・修了作品展 東京藝術大学、東京
2022年 第 70 回 東京藝術大学卒業・修了作品展 東京藝術大学、東京
2020年 二人展「もうてん」 zakura、東京
2019年 Group exhibition “Portrait” YUGA Gallery、東京
モッフンフェスティボー
2025.1.24(FRI)ー1.26(SUN)12:00-18:00
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3 1F.2F
テーマは「モフモフ」です。
ハンドメイドやイラストレーター、陶芸家など7名によるモフモフの祭典です。
観に来てくれた方が楽しんでもらえるように、アート、雑貨、フォトスポットなどご用意しました。
展示作品やグッズは購入できます。全てお持ち帰りいただけます。
ペット同伴可ですのでお気軽にご来場いただけたら嬉しいです。
メンバー紹介や詳細は公式サイトで日々更新していますのでよろしくお願いします。
https://www.instagram.com/moffu.n/
以下、各作家のステイトメントです。
愛くるしいモフモフたち。モフモフに対する想いはそれぞれです。
<東久世>
動物なら何でも描きますが今回は「家族やパートナーとしての動物」を意識して描きました。
そのせいか普段より眼差しがほんわかしました。
額縁だけでなく、ペットの名札や看板のイメージから、素朴な木材も素材に使ってみました。
気軽に絵を飾ってもらえたらなと思っています。
<家鴨窯>
イキモノが好きで作陶している陶動物作家です。
特に眼差しと骨格を重んじて形作っています。
お写真からのモデル作陶のオーダーを心よりお待ちしています。
<esk>
「モッフンファッションショー」
チョビひげのチビねこクロちゃんが、モッフモフな着ぐるみを着て一世一代のファッションショーを開催中!
モフモフがモフモフを纏う、これ以上ないモフモフをご堪能ください。
原画、グッズをご用意しています。
<大沢かずみ>
わんこやにゃんこをモフモフとした時に
受け取る事ができるお布団のようなやさしいあたたかさ。
そんな気持ちを思い出して握ってホッとするようなモフモフ、
身につけてホッとするようなモフモフを作りました。
<ちぎらはるな>
"I’ll love you forever, now and always."
をテーマにワンコやニャンコの絵を描きました。
ワンコやニャンコたちと通じ合う想いは、永遠に続いていくんだろうな。
一緒にいる時はもちろん、お別れした後もずっと。
そんなことを考えながら、いろいろなワンコやニャンコを描きました。
絵のサイズは10cm×10cmアクリル絵の具です。
あと、昭和レトロのケーキをイメージしたドールも少しですが作りました。
これは完全に私の趣味全開です笑 あの懐かしい街のケーキ屋さんにあった
とぼけた動物のケーキが大好きです。
お近くにおいでの際はぜひお散歩がてら見にきてください!
<mochi>
カラフルで楽しくなるようなグッズのハンドメイド作家です。
世の中のワンちゃんネコちゃんがみんなカラフルになるといいなという
思いを込めて作っております。
<吉泉ゆう子>
去年からイベントなどでたくさんのワンコたちと接する機会を多くいただきました。
飼い主のみなさんの強い愛情や、ワンコたちのと信頼関係を改めて認識しました。
そしてその「存在」の大きさ。
存在はワンコだけでなくときにはぬいぐるみや花やモノだったり様々です。
子どもの頃からの記憶だったり、日常に潜むものだったり。
そういう誰かの存在の一部になれたらいいなぁとか、観て触れて笑顔になって欲しい気持ちをこめて
作品を作りました。
武蔵野学芸専門学校 油絵・日本画六人展
2025.1.15(WED)ー1.19(SUN)13:00-20:00
*Last day until 16:00
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3
展示ステートメント
武蔵野市に所在する美術の専門学校 武蔵野学芸専門学校で油絵・日本画を学ぶ6人によるグ
ループ展を開催します。
絵画を本格的に学び始めて1、2年という彼らは、日々の学びや挑戦を通じて自分の感性を磨
き、表現の幅を広げています。本展では、それぞれが向き合うテーマや技法への模索を通じて生
まれた、多様な作品を展示します。
6人の作品には、世界に対する瑞々しい感性や新鮮な視点が反映され、制作への力強いエネル
ギーと純粋な情熱が現れています。
初々しいながらも、それぞれ作家性を備えた作品たちは、素材・テーマ・表現方法との対話や格
闘の跡が見え隠れし、制作という行為の奥深さや豊かさをあらためて思い出させてくれます。
ぜひ、若きアーティストたちの挑戦と成長の一端をご覧ください。
作家略歴
テイカブン DING JIAWEN
私は高校生の時に写真部に所属していました。友人や風景、植物を撮影することが好きでした
が、多くの風景や夢の中で見る光景や自分の想像するイメージはカメラでは撮影できません。そ
のため私は絵でそれらを表現しています。
2004年 中国杭州市生まれ
2022年 日本に留学する
2025年武蔵野学芸専門学校卒業見込
チョウ ミホウ ZHANG MEIFANG
水面をモチーフとした日常の生活の美しさを描いています。日常の中で当たり前のように存在し
ている水は、意識すると水中の光や、水面のゆらめきなど美しさがあります。このように、普段は
特に意識しないものの美しさを絵で表現していきたいと考えています。
2000年 中国河南省生まれ
2022年 日本武蔵野学芸専門学校入学
2025年 武蔵野美術大学入学予定
高橋さらさ sarasa TAKAHASHI
数年前数ヶ月前数分前の自分と、今現在進み続けている自分の、解離した感覚、未だ追いつい
てこない手触りと追い上げてくる感情に
苛まれているなかで自分の外殻をたもつため、
自分自身の相反する感情や行動、言動、思考や、ふわっとした空気中に浮いているようなものを
表現し、今、しっくりきている形でその場所に現れたものを拾い集めて配置するようなイメージの
中で制作しています。
2024年 バンタンデザイン研究所卒業
2024年 武蔵野学芸専門学校 在籍
【展示歴】
2024 二人展「幽か」デザインフェスタギャラリー原宿
Instagram @sarasatakahashi
米村慶次朗 keijiro YONEMURA
ここにあえてこの色をのせたらどうなるんだろうと試みながら描いています。題材は自分の中の
かっこいいと思うものを選んでます。今回は夏目漱石を題材に選び、彼から漂う風格というか気
品を絵にしたいと思いました。割と好奇心のままに描いています。
2003年 東京都生まれ
2024年 武蔵野学芸専門学校 在籍
榎本莉奈 rina ENOMOTO
外出先で出会った風景の中で、心揺さぶれたもの、その瞬間にしか見ることのできない空の色、
海の色にスポットを当てて色鮮やかに表現しています。
2005年 神奈川県相模原市生まれ
2024年 聖パウロ学園高等学校(通信制)卒業
武蔵野学芸専門学校国際コミュニケーション学科ファイン専攻油絵コース 1年在籍
中谷来夢 raim NAKAYA
五感のときめきに相反して感じる苦しみを描きました。
2024年 武蔵野学芸専門学校 在籍
’taidi people
WAKO Solo Exhibition
2025.1.9(THU)ー1.13(MON)12:00-19:00
*Last day until 17:00
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3,2f
展示ステートメント
タイディ・ピープルと読む。
これは、”怠惰なひとたち”を意味する造語で、
わたしが日頃から使っている言葉だ。
「あなた、なかなかタイディだねえ」とか
「今ちょっとタイディ」とか、 そんな感じで使う。
わたしがついつい気になってしまう人たちのことであり、
あの頃のわたしたちでもあり、
いつもどこで、なにをしているか分からぬ、 あの人のことでもある。
ちなみに“Tidy”という同じ発音の単語にすると、
ちゃんとしているとか、きちんとしているとか、
対岸にある言葉だと知り、なんだか、さらに気に入っている。
作家略歴
WAKO
1994年生まれ。神奈川県藤野町育ち、東京在住。2020年東京大学・大学院教育学研究科修士課程修了。2023年美学校修了。COVID-19のパンデミックのなかで制作を開始。毎日のすぐそこに転がっている事物から絵を立ち上げ、ノーリーズンに描いている。
Instagram:@wako__47
Softer Toys
ハンス・チュウ 個展
2024.12.20(FRI)ー12.25(SUN)12:00-19:00
open everyday
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3,2f
展示ステートメント
都市の街角に散見される庭や植物、道端で捨てられた物、日常生活にあるオブジェクトから影響を受け、物作りの価値を研究している。
無数にあるオブジェクトには、機能あるもの/ないもの、必要とされるもの/されないものが交じり合い、共存する生活に必要とされなくなった物は廃棄や放置される。
私はそんな大量生産工業品に手で作る単純な焼き物パーツを用いて、その輪郭をまろやかにしていく。
陶ならではの性質と社会的に定められた用途をもつ規格品の組み合わせで、新たな造形をつくり、作品として価値を授けたい。
作家略歴
HANS CHEW
ハンス チュウ
異質さ、温かさ、不思議さといったテーマに、陶芸を中心に様々な媒体で作品を発表。
粘土を触覚的なメディアとして捉え、両手を使って考える行為は、自分の意識を概念化して伝える能力と同じくらい重要であると考え制作を行っている。
1997シンガポール生まれ
2023多摩美術大学工芸学科陶芸専攻卒業
2024シンガポール芸術大学大学院在学中
I think vol. 3 / TENSOKU
福井 敬貴 個展
2024.12.15(SUN)ー12.22(SUN)13:00-20:00
open everyday
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3
展示ステートメント
系統樹をモチーフとした枝の周りに多様性を象徴する標本群を配置する「 I think 」シリーズ、昆虫の生体時の姿を再現した 「立体展足標本」を多数展示販売。新刊「昆虫展足の世界 TENSOKU -Insect preparation-」(STRAIGHT)の発売を記念して撮影に使用した標本の展示、書籍類の販売なども行います。
作家略歴
1994年福島県出身。2017
年多摩美術大学美術学部彫刻学科卒業。2019年同大学院修士課程彫刻専攻修了。幼い頃からちいさな生き物に興味を持って育つ。
主に昆虫標本を用いた作品や甲虫をモチーフとした立体作品を制作する他、標本の制作依頼や展示会、書籍等への協力、3DCGモデルの造形・原型監修など分野を横断した活動を行っている。
主な活動実績として21_21 DESIGN SIGHT「虫展 -デザインのお手本-」にて企画協力、資料提供、WS実施の他、会場内すべての昆虫標本を担当。『 BRUTUS No. 952 珍奇昆虫Bizarre Insects Handbook 』、『 BRUTUS No. 1012 珍奇昆虫Bizarre Insects Handbook 2 』(マガジンハウス) 、にて企画協力等。
著書(共著)として
『 とんでもない甲虫 』(2019, 幻冬舎)
『世界で一番美しい甲虫図鑑』(2023, 誠文堂新光社)
『昆虫展足の世界 TENSOKU
-Insect preparation- 』(2024, STRAIGHT)
X (Twitter) : @fukuinsect
隙樹耶
五十嵐大地
村井翔
2024.11.27(Wed)ー12.8(Sun)13:00-20:00
open everyday
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3
展示ステートメント
「水さしの役に立つところは水を注ぎ込むことのできる空所にあって、その形状や製品のいかんには存しない。虚はすべてのものを含有するから万能である。虚においてのみ運動が可能となる。」
岡倉覚三 『茶の本』より (老子について言及)
盆栽師の村井さんとは2年前に外苑前のバーで知り合った。そのお店には美術作品や工芸品が置かれ、作家の手製の食器が多く扱われている。提供される食器は、店主のその日の気分と客に合わせて選び、訪れる毎に新鮮な気づきを与える。私は作品を置いてもらったことをきっかけに足を運ぶ様になり、そこで村井さんと出会った。
村井さんとの会話を通して、彼が目指す盆栽とは、「和」を単なる記号として象徴する物ではなく、間、動き、空間と樹木の相互関係を通じて日本の美的感覚を体現させることに強い目的意識を持つものだと理解した。作品を見せて頂いた際には、樹が本来持つ荒々しさ、儚さなどの特徴を尊重しつつ、時に破壊を伴いながらも”和”を手掛かりに繋ぎ止めようと構成する実直さに好奇心を刺激された。盆栽を始めとする東洋文化の思想体系には、禅や「空(くう)」と言った、一つの真理を探求する方向性があると私は捉えているのだが、剪定された枝からは時代感覚や世情から見落とされた視点を掘り起こそうとする姿勢も見る事が出来た。
私の制作プロセスでは、モチーフの複製とセッティング、撮影、画像データのコラージュの工程を経た後、絵画を描いている。モチーフには西洋絵画で扱われた果物や食器、布を用いる事が多く、図像とコンポジションの相互関係を探求している。制作の過程では、萎れや空虚さ、静謐さと言った、東洋的なナラティブを織り込む意識を持ち、イメージを選択・構成している。
物を置くと間が生じ、影を塗る事で光が視覚される。曲げられた枝は生命と時間のダイナミクスを描写する。
私と村井さんの扱うメディアは、平面構成と空間表現、西洋由来の油彩と東洋文化と言うように、ある種対照的な形式を取るが、間、陰影、様相の変化を通じて抽象的な概念の輪郭を探ろうとする側面に共通性がある。
メディアは異なるが、「伝統」「形態」「間」と言った問題意識を共有する作品。それらを用いて一つの場を構成し、現代に生きる我々が無意識下に持つ趣と、伝統的な型式との関係性を考察する為、この展覧会を構想した。
「茶室はある個人的趣味に適するように建てらるべきだということは、芸術における最も重要な
原理を実行することである。芸術が充分に味わわれるためにはその同時代の生活に合っていなけ ればならぬ。それは後世の要求を無視せよというのではなくて、現在をなおいっそう楽しむことを努むべきだというのである。」
岡倉覚三 『茶の本』より
「数寄屋様式」とは、小屋の在り方を表す語であり、厳密に定められた建築様式ではない。数寄屋の原義は「好き家」であるが、「数奇家」「空き家」など、茶人それぞれの思想に基づいて当て字がされる事もある。詩趣を宿すための仮りの住み家としての「好き家」、あるいは美的必要を満たす為に置かれる物が一切無い「空き家」としてのあり方など、多様な解釈が存在する。
展覧会のタイトル「隙樹耶」は、こうした数寄屋建築の概念から着想を得た。
五十嵐大地
作家略歴
五十嵐大地
1996年 東京生まれ。
2022年に東京藝術大学にて絵画科修士課程を修了。現在は東京都を拠点に活動。
主に、モチーフの複製とセッティング、撮影、画像データのコラージュのプロセスを経た後、絵画空間を構成する。近年の制作では西洋の静物画で扱われた果物や食器、布をモチーフに取り入れている。主な個展に、「The State of Things」(Gallery Blue 3143、東京、2023年)、「Sweet Spiral Garden」(biscuit gallery 、東京、2022年)、「gjallarhorn」(biscuit gallery、東京、2021年)。主なグループ展に、「人物と静物」(ギャラリー小柳、2024年)、「或る絵肌一物語るマチエール」(日本橋三越本館美術サロン、2022年)、第6の予言 The 6th prophecy -The first sentence-」(REAL by ArtSticker、KITTE丸の内 、2021年)など。
村井翔
2017 暁星高校卒業
2022 青山学院大学法学部卒業
2022 春花園に入門
ミホリ トモヒサ 個展
Tomohisa MIHORI Solo Exhibition
2024.11.15(Fri)ー11.24(Sun)12:00-19:00
open everyday
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3 2F
展示ステートメント
ミホリは近年、人間を含めた循環する森羅万象、広義の自然物やその動きをモチーフに、時間や空間、光、波など、基本的な物理の法則を引用し、微細な動きや微細な音を発するインスタレーションを中心に作品を発表している。
自身を含め人々のもつBIASに興味を持ち、自然が持つ予測不可能な要素を探求するミホリは、特定の解釈を拒むような、穏やかで控えめなひとつの風景のような作品制作を試みている。
心臓や胃の動きのように自身の意思で制御不能で制御不要な動き、また、エラーや当初の考えとは異なるモノ、それらは自身の限界を超えることでもあり、また、鑑賞者にとっても、各々に多種多様な解釈が可能な作品となるのでは?と考えている。
作家略歴
2024年
9月 個展 GALERIE SOL(東京)
7~8月 グループ展(野外展示)我孫子アートな散歩市(我孫子市・千葉)
2~3月 個展 トキ・アート・スペース(東京)
2023年
7~8月 グループ展 -庭と窓- nohako(東京)
2~3月 個展 トキ・アート・スペース(東京)
2022年
10月 個展 art gallery & Legion セレクション2022(東京)
1月 個展 トキ・アート・スペース 新春企画(東京)
2021年
2~3月 個展 トキ・アート・スペース(東京)
11月 グループ展 PLIUG-2展 MUSEE F(東京)
2020年
9月 個展 トキ・アート・スペース(東京)
3~4月 個展 The White(東京)
2月 グループ展 WALD ART STUDIO(福岡)
2019年
10月 個展 The White(東京)
6月 個展 トキ・アート・スペース(東京)
5月 個展 ART TRACE GALLERY(東京)
2018年
10月 個展 The White(東京)
7月 個展 トキ・アート・スペース(東京)
4~5月 個展 丹沢アートフェスティバル
田中現代美術研究所(秦野・神奈川)
2017年
9~10月 個展 The White(東京)
2016年
7月 個展 トキ・アート・スペース(東京)
2015年
9~10月 個展 The White(東京)
2014年
12月 個展 The White(東京)
2013年
7月 グループ展 PLIUG展 MUSEE F(東京)
他
GITAI ART UNION/擬態美術協会名義で20年近く制作活動。他、幾つかの個人名義で活動。
ミホリ トモヒサ名義では、2013年よりインスタレーションを中心に活動。
滔々と
檀上仁美 個展 〈うつわ群青堂〉
2024.11.9(Sat)ー11.24(Sun)13:00-20:00
Closed on Friday
〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14−3 1F
〈ステートメント〉
滔々と、釉薬が川の流れのように自然と流れ、その“景色”が不自然にならないように、作っている。
陶芸は「焼きが八割」と師匠に言われたのを覚えている。どれだけ試行錯誤しても、人の力は少しだけであとは自然の力に頼っている。
いちばん最後を自分の手で終えられない、手から離れ1250℃という人間の手の及ばないところで完成する。そんな素材は他になかなか無い。それが陶芸の難しいところであり面白いところだと思う。
陶芸は技術というより経験則の世界だと感じる。最初からひとつのものを完璧に、ではなく何回も何回も作って試して失敗して、ようやくその中から素晴らしいものに出会える。長く続ければその確率が上がるだけ。
陶という素材はなかなか一回では成功させてくれない。
だからこそずっと続けているのかもしれない。
〈作家略歴〉
大阪府出身 2012 大阪芸術大学工芸学科陶芸コース 卒業
大学卒業後、福岡県小石原村 高取焼鬼丸雪山窯元へ弟子入り、その後上京し関東で作家活動。
2016.11 個展「檀上仁美うつわ展」スタジオ35分(新井薬師前)
2020.10 POPUP「URAWA ROOMS」伊勢丹(浦和)
2022.12 企画展「大フリースタイル陶芸展」亀戸アートセンター(亀戸)
2023.2 三人展「陶と暮らす」KiKi北千住(北千住)
2023.6 個展「銘々」Gallery Blue3143(表参道)
2024.4 二人展 広瀬良二×檀上仁美「しなやかに硬く、仄かだ」KiKi北千住(北千住)